(18)神経症・うつ病で休職。極度の不安から一転、やる気が湧き起こり、使命にも目覚めた 吉沢弘成さん(仮名・58歳)

(1) うつになって良かった

愛と感謝の実践でうつが治り、薬も必要なくなったた

今回は、神経症とうつで休職をしていた方が、愛と感謝をベースにした生き方を実践するなかで、うつ病の薬も必要なくなり、さらにご自分の使命を見つけていかれた体験記です。

「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)では、あなたの心の一番深いところにある、愛そのものの心、感謝そのものの心を引き出し、あなたの自己肯定感を高めることで、病を生み出す心の因子を解消していきます。

そうすれば、この方のように、薬の必要もなくなります。

ではご覧ください。

====================================

◆仕事のストレスから神経症を患う◆

自動車部品メーカーで働く会社員です。

朝8時に始業し、遅い時には翌日の午前まで続く激務で、全てを一人で抱え込んでいました。ある日の夜、布団のなかで自分を責めていると、突然「周りから怒られる!」という恐怖心に襲われ、心のバランスが一気に崩壊してしまいました。

医師からは神経症と診断され、しばらく入院した後、職場へ復帰したものの、仕事は全く手につきません。

普通の暮らしに戻るまでには数年かかりましたが、人生の伴侶と子宝に恵まれ、少しずつ回復していきました。

ところが、神経症を発症して数十年が経った頃、突如としてうつ病になってしまったのです。

入院しての薬物治療に加え、電気で脳を刺激する治療法などを受けた私は、症状が少し落ち着いたところで退院しました。

なんとか職場復帰はできたものの、頭がちゃんと働かず、上司や同僚と世間話を交わすことすら難しい状態でした。

危機感を持った私は、うつ病の本を片っ端から読み漁りました。

そのなかで出会ったのが、YSメソッドで本当にうつ病を治した人たちの体験記録(電子書籍)でした。

本の内容は想像以上に素晴らしく、受診を決意したのです。

◆YSメソッドで亡き父と向き合う◆

私が参加した「YSメソッドカリキュラム」では、カウンセラーの方にじっくりと話を聞いてもらいました。

生まれ育った家庭環境について触れた際、母親には温かな感情が湧き上がりましたが、父親に対しては恐怖と怒りの感情ばかりが出てきました。

子どもの頃、夕飯を食べる時の父はたいてい不機嫌でした。

ささいなことで母をなじるのです。

YSメソッドの受診によって、幼少期の家庭環境に加え、会社での人事異動が大きなストレス源となり、うつ病になったことが分かりました。

ずっと嫌っていた父も12年ほど前に他界し、記憶が薄れゆくなかで、YSメソッドによって亡き父としっかり向き合うことができました。

子どもの頃の体験によって、不安感の強い性格になってしまったのは事実かもしれません。でもその性格のおかげで、今は家族間の争いごとは、ほとんど起こりません。手前味噌ですが、心の底から自慢できる家族なのです。

私を導いてくれたのは、他でもない父でした。父の存在がなければ真我と出会うこともなかったのです。

◆愛と感謝でうつ病が治った!◆

愛と感謝をベースにした生き方を実践していると、いつの間にかうつ病の薬も必要なくなっていました。

YSメソッドを受け始め、80日経った頃には、主治医からも「もう大丈夫でしょう」と言われのです。

これまで使命というと、職業としての自分のやりがいを考えていたのですが、そうではありませんでした。

日々の暮らしのなかで愛と感謝の気持ちを大切にし、周りに光を広めていくことが自らの使命である。そう気づいたのです。

再び元の部署へ異動となった私は、慣れた作業を順調にこなす日々へ戻ることができました。