投稿日 : 2014年8月8日No.700
【うつ病克服】体験談
管理職の重圧でうつ病に、真我療法で職場の人間関係が激変!最高の職場に!
よろしくお願いします。
千葉県の茂原市からきた大野崇と言います。 私は20年前位から看護師の仕事をしているのですけれども、正直な話、あまり人生についてどうのこうの考えたとか、大きな悩みというのはなかったんですよね。
ただ、大きく人生が変わったというのは、5、6年前ですか、ちょうど病院の方で管理職になりまして、それで自分としては、一応職場のトップということなので、いろいろ頑張ろうとか、いろんなやる気をもってやろうってことを思ったんですけれども、やっぱり看護の世界ってどうしてもは女性の職場なんですよね。
4、50人の中で男は1人、2人。 そういう世界の中で、自分がトップになる…やっぱり目立つこともいろいろあったんでしょうね。
それまでは人間関係そんなに大きな問題はなかったんですけれども、今まで仲間として接してた方達が、自分がいろいろ指示しても何しても、「そんなことは聞けないよ」とか「それはおかしいんじゃないの」ってことで、すごい批判ばかり受けるようになったのです。
自分としては、「なんで?今まで仲良くしてたのに、どうしてなのかな」と思いながらも、それでも自分なりに必死こいてやってたんです。
そのうち、だんだん、誹謗中傷になってきまして、どんどん自分が責められて責められてという状態になってきまして。
人からあんまり批判とかされると、人間て自信とかなくなっちゃうんだな、って。
これは自分の体験なんですけれども。
そうすると、だんだん何も言えなくなってきちゃったんです。
自信がなくて。 何を言っても批判されるだろうっていう風に捉えてしまって、何も言えなくなっちゃったんです。
部下が何か言ってきても何も言えないんです。 そうすると部下は当然怒りますよね。 ついたレッテルというのが、“何も言えない、情けない、頼りない上司”ということで、そういうレッテルを貼られたんです。
自分としては、「何とかしたい、何とかしたい」「一生懸命こんなにやってるんだよ、みんな分かってくれよ、認めてくれよ」って自分の中では思っているんですけれども、思えば思うほど、どんどん人間関係が悪くなっていくんですよ。
どんどん、どんどん、みんなから嫌われる一方で悪口言われる一方でって感じで。 で、何とかしなきゃいけないと思って、本屋さんに行って、自己啓発の本を結構読んだんです。
で、結構、いいことがたくさん書いてあるんですよ。 自己啓発の本って。
「こうしたらいいですよ」「ああしたらいいですよ」って書いてあるんですけれども…ただ、もうその時の自分って、自信も何もなくて何も言えない状態だったので、行動ができないんです。
「ああした方がいいですね、こうした方がいいですよ」って書いてあっても、行動できないので、できない自分を余計責めちゃうんですよね。
自己啓発の本を読んでも、読めば読むほど、できない自分をどんどん責めてしまう。
もう、そんなこんなで、悩み苦しんでいまして、それで自分の中でだんだん、だんだん、自分を責めるんです、そうすると、もう何もできない自分を。
それでもう、「自分は死んじゃったほうがいいんじゃないか」とか、自然とそういった言葉が出るようになってきたんです。
で、命に携わる仕事において、自分の命をないがしろにする人間がこの仕事をしててどうなんだろう?と思いまして、それで、心療内科に行ったら、「うつ病です。」っていう風に言われて、薬を開始されて。
病院とも話させていただいて、2か月間休職させていただきました。
2か月間の間に自分の知り合いから紹介受けたんですけれども、それがこの『YSメソッド』だったんです。 『YSメソッド』を受けてその時感じたのは。
始めは何かわからなかったんですよ。 ただ、自分の中で心がわあーってすごいものが出てきたんですよね。 何かはわからなかったんです。
今から思うと、これだっていうことがわかるんですけれども。 まあそれが全く何かはわからない。
けどすごく心が軽くなって、すごい自分の中で笑顔なんですよね。
今までいつも落ち込んでいた顔が、もう本当に笑顔いっぱいになって、もう何かこれが、愛と感謝の気持ちが湧き出たということなんだと思うんですけれども。
それで言われたワークを、必死こいてやったんです。
2か月間必死こいてやりました。 そしたら、今まで職場に戻りたくなかった気持ちがもう戻ろうって思ったんです。
それで、2か月経って職場へ戻りまして、その時、今まではみんなのことを、「こんなに一生懸命やってるんだから、分かってくれよとか、認めてくれよ」とか、思ってた気持ちが、もうみんなのことを、「分かってあげよう、認めてあげよう」という気持ちに自分の中で自然と変わっていたんです。
そういうことを、またワークなんかもやって実践をしたら、すごい人間関係も劇的に良くなりまして、自然とみんなが私の方に相談をしたりするようになってきたんです。
それが本当にすごい変化です。
自分としてはそんなに何がどうこう変わったのかというのは、はっきり分からなかったんです。
でも本当に現象面で現れるってことは、やっぱり『YSメソッド』のおかげでここまでなったのかなと思いました。
それともう一つ変わったのは、体も変わったんです。 自分は心で『YSメソッド』を受けにきたんですけれども、体の方も。結構太ってたんです。
今より10キロ以上太ってたんです。
お腹もこんなに出てて、本当にもうメタボの典型的だったんですけれど、それが受けてから1年も経たない内にどんどんどんどん体重が減ってったんですよね。
お腹もどんどんどんどん凹んできて、みんなから「なんかお腹凹んじゃったね」って。本当にそのくらいになっちゃって。
表情も笑顔がすごく出てきて、「大野さん、今までバリア張ってましたけど、完全になくなりました」って。
自分で知らないうちにバリアを張ってたんです。
きっと。 でもそれが知らない間にとれてたんですよね。
だから僕思ったのは、「あっ体っていうのは、心でできてるんだな」ってことをその時自分の身をもって体感したんです。
私は医療従事者なので、当然、薬とか治療、外科的な治療も必要なこともあると思うんです。
でも、根本的な治療というのはやっぱり、医療に必要なものは、やっぱり心の医療『YSメソッド』なんだなということを自分の中で身をもって体験しました。
で、今これから自分のやることというのは、医療従事者としてこの『YSメソッド』を実践して、また一人でも多くの人に伝えていきたい。 ということで、みなさんの前でこうした体験発表したりとか、そういう形で、一人でも悩んでいる方がいましたら。
例えば、私の体験を聞いて、「こういうYSメソッドもあるんだ」「ちょっと受けてみようか」と…要するに何かの、知るきっかけでもいいんです。
そういうことになれればいいなという活動をこれからも続けていければと思っています。
竹本:大野さん、ありがとうございました。同業者としてですね、やはり医療現場、医療の職場環境というもの、これはかなり厳しいものがございます。
やはり、“ミスが許されない”というところですね、人の命を預かっているというところで。それで大きなストレスの中でやっておられるというところだと思います。
それで、うつになるきっかけとしては、離婚だとか、人との死別といった悲しいことだけではなくて、大野さんのように、本来なら喜ばしい“昇進”といったことが、きっかけにうつになることも多いと言われております。
ちょっと余談ですけれども、メタボがこうなったという、何か“真我ダイエット”という体験ですね。 佐藤:大野さんが、『レッテル』という言葉を使いました。
まさに『レッテル』だと思います。 『レッテル』というのは、精神病院で、彼はこういう風におっしゃいました。
「みんなにこういう風な人間だとレッテルを貼られました。」そうすると、レッテル通りの人間を演じていく訳です。
「あんたはこんな人間だ」って言ったら知らない内に、「そうじゃない」って言いながらでもそのように演じていく。 私はあることで、精神病院に行ったことがあるんです。
じっと見てたら、「ああ、これレッテルだ」と思ったんです。
一つの見えたものがあるんです。 「あいつはおかしい」ってみんなでよってたかって。
病院もそうだし、家帰ってもそうだし、みんなでよってたかって…ってなれば、これは誰でもおかしくなるよなって。 いう風に、体験したことがあるんです。
今彼はどちらかというと、医療従事者で治す方なんですけど、治す方なんだけど、レッテル貼られておかしくなった。 ということを、いみじくも体験でお話しされてました。
じゃ、そのレッテルをどうやって変えたのか、ということですね。
レッテルを書き直せばいいわけです。 彼の場合は、YSメソッドをやって、自分自身のレッテルが変わったわけです。
その変わったレッテルで、今度は向こう側に貼るレッテルを変えた。 自分が変わることによって、向こうにそれが伝わるわけです。
そうしたら、それが伝わったわけです。
それが彼のレッテルが、より素晴らしい人間に変わってきたら本当にその素晴らしいレッテルに合わせたような生活をするわけです。
病気が病名を作るけど、病名がもしかしたら病気を作ってるかもしれない。
特に精神的な病は、目に見えない、肉眼じゃ見えませんので、そのようにレッテルを貼って、みんなで貼ったら、そこから逃げることはできません。
ましては、自分が本当にそう思っちゃったら海外に逃げようがどこに行こうが自分が思ってるんだから、自分から逃げることはできません。
まあ、そういうことを、まさに医療従事者としているから体験されていることだと思います。
本当にそれを乗り切ったすばらしい体験だと思います。 ありがとうございました。