No.570 呪われ続けた人生、真我を体感後一気に人生が好転!神技か!! 神奈川県・44歳・男性

体験談ビフォーアフター

投稿日 : 2014年6月27日 No.570

【人生好転!】体験談

呪われ続けた人生、真我を体感後一気に人生が好転!神技か!!

 私は、佐藤康行氏の著書を読み、真我開発講座を知りました。

 そのころ、私は一六〇〇万円ほどの詐欺に遭っていて、精神的にまいっていました。

それ以前にも、お金を貸して戻ってこないということが三回ほどありました。

自分はお金に対してルーズで、大切さを感じていなかった結果でしょう。

「このままでは、お金のことでもっとひどい目に遭うのではないか」という危機感がありました。他にも、つらいことや悲しいことが、このとき心の中を渦巻いていました。

 私は未熟児で、生まれつき右目の視力がありません。おまけに小児喘息でした。

 自分では正面を見ているつもりでも、顔が斜めになるため、脇見をしていると誤解されます。

子供の頃、先生から理不尽に叱られたり、友達からいじめられたりしたため、人間不信になりました。

 喘息の発作は、夜中の一~二時ごろに起きます。父はその度、「こんなにひどいのに、昼間なぜ病院に連れて行かなかったのか」と、大きな声で母を叱ります。

 咳をすると母が叱られる、それを見たくないから、苦しくても咳を我慢しました。

 自分の思いを閉じ込める性格になったのは、このことが原因だと思います。

壁を作った方が楽だったのです。

 以前の私は、父をどこかで軽蔑していました。特に、嫌っていたというわけでもないのですが……。

 雨が降れば、仕事は出来ない。

 仕事が出来なければ、お金も入らない。

 お天気に影響される庭師だったのです。

 泥だらけの父の姿を、友達にからかわれたことがあります。

 頭では、家族のために働く父に感謝していました。

 しかし、私も友達にからかわれて、恥ずかしいと感じました。

 また、怒ると大声を出す。毎晩、お酒を飲む。こんなところも、父を軽蔑した要因になっています。

 二五歳の時、かけがえのない大事な人を白血病で亡くしました。

 彼女の死がきっかけで、心のことに関心を持つようになりました。漠然とですが、心の病に関わるお手伝いをしたいとも感じていました。

 詐欺師に騙されたのも、心のツボにはまる誘いを言葉巧みに語られたからです。

 「病院を買い、勉強と心の両方のケアが出来る施設を作りたい。そのためのつなぎ融資をしてほしい」というものでした。

 努力して掴んだとしても、大事なものが自分からすり抜けてしまう。

 掌に砂をのせても、指の間から零れ落ちるような感じです。そして、すべてを他人のせいにしました。

 運命を呪いました。「努力しないと人間としてダメになる」という思いと、「努力しても、また突然落とされるのではないか」という恐怖とで、苦しい思いをしていました。

 今までの人生の中で一番つらかった出来事は、彼女の死です。

 しかし、真我に目覚めてからは、彼女の死が、生きることの大切さを教えてくれるメッセージだと捉えられるようになったのです。

 「喘息でこんな苦しい思いをするのなら、何で生まれてきたのだろう」と、命を粗末に考えていた私に、生きることの大切さをわからせてくれたとも感じています。

 彼女の死がきっかけで心に関心を持ち、そのことが詐欺に騙される原因になりました。
 しかし、それで良かったのです。お金のことで、もっと痛い目に遭っていたかもしれません。

 傲慢な人間になっていた可能性もあります。

 真我開発講座の最中、これらの出来事のお蔭で、素晴らしい真我と出会えたのだと気づきました。そして、愛と感謝と喜びの心が全身に湧き上がってきたのです。

 その後、、約一〇年ぶりに彼女のお母さまから連絡があり、一緒に彼女の墓参りに行くことになりました。

 彼女の声が今でも聞えます。応援してくれています。

 そんな私が、別の女性と付き合うのは相手に失礼だと思い、出来ませんでしたが、お墓参りの時、彼女のお母さんから「娘が夢に出て、あなたはこのままではいけないと心配していた」と言われました。

 「彼女は今でも私のことを心配してくれているのだなぁ」と思い、涙が溢れました。次なるステップが私に示されたのでしょう。

 元来、慎重なタイプの私が、以前より迷わず行動出来るようになっていました。

 例えば、一八年間も勤め、天職と思っていた仕事を辞めました。真我に目覚めた後、その仕事をすることが苦しくなったのです。

 以前の私でしたら、辞めたいと思ったにしても、行動に移せなかったと思います。辞めたら生活が出来ないと思うからです。

 ところが、真我を追究して悪くなるはずがないと思ったら、行動できたわけです。

 失業中に、新たな可能性が広がりました。

 それまでの仕事量でしたら忙しすぎて、とても引き受けることは出来なかったことを、引き受けました。そして、その仕事が、今の仕事に就くきっかけになっています。

 今の仕事は「心に関する仕事」です。私は、彼女が導いてくれたと思っています。
 
 父に対する思いも大きく変わりました。父の生き様を、心から尊敬できるようになりました。

 父の悲しみも、心から理解できるようになりました。男として誇れる父です。

 このように、真我に目覚めて思いがけない展開が続きました。マイナスとしか思えなかった出来事が、すべて噛み合い、一枚の神々しい絵のように感じられました。

 あたかも、ばらばらのジグソーパズルのピースが、パチパチパチッとはまっていくように、すべてがつながりました。

 すると、つらかったこと、苦しかったこと、悲しかったこと……すべてが輝きを持った思い出として感じられるようになったのです。

 過去の経験・体験が、魂を成長させ、磨いてくれたわけです。

 余談ですが、以前、二〇〇万円を貸した友人に行方をくらまされてしまいました。

 ところが、真我教室の基礎編参加直後にお詫びの手紙と二〇万円の振り込みがありました。

 そのお金で真我開発講座を受講することができたのです。

 友人が裏切らないでいてくれたこと、彼が苦しい状況の中で作ってくれた「お金」で受講出来たことが、物凄く嬉しかったです。

 友人は、その後も少しずつ返済し、完済してくれました。失業中にはその振込みが、生活費の足しにもなりました。