No.63 家族に愛されていたことに気づき、自分も他人も責めなくなった 三重県・28歳・女性

体験談ビフォーアフター

投稿日 : 2014年4月20日 No.63

 私は、いつもグチってばかりいました。

 私の職場に、三年前に統合失調症と診断された同僚がいるのですが、その人とうまくいかず、いつも相手に重い空気を感じ、責めたり怒ったり、上から見たりしていました。そして毎日、そんな自分を責め、反省し、頭の中がいっぱいになっていました。

 友人と遊びに出かけているときは、その友人にグチを言い、文句を言い、どうして自分ばかりこんなにひどい目にあうのかと問いかけていました。統合失調症のことは本で読んだ通りで、とても私にはまともな人間に見えず、苦痛でした。

 いつも私の話を聞いてくれていた友人は、「そんなふうに自分を責めるなら、いいものがあるよ」と真我開発講座を教えてくれました。そう聞いてから約三カ月後、やっと受講することができました。

 受講のきっかけは、自分の知らなかった病気と向き合うことに悩んだことでしたが、受講してみると、それはまったく関係のないことだと気づきました。

 私は、三人兄弟の末っ子に生まれ、自分の部屋が無かったことや、産まれる予定に無かったと冗談で言われたこと、いつも子供扱いされ役に立たない人間と感じていたことなどが、相当心に引っかかっていたと感じました。

 でも逆に、生まれてきた奇跡と幸運に感動し、この自分を選んだことが大正解と気づくことができました。両親はもちろん、姉、兄にもとてもかわいがられ、愛されてきた自分がいたことに気づいたのです。

 受講後、すぐに実家に帰り、「この家に生まれてよかった」と家族に伝えました。両親も私も素直ではないクセがあったので、これくらいしか言えませんでしたが、母の涙ぐんだ目を見て、確信しました。

 私はここを選んできたし、今までの過去の出来事もすべて完璧だった。私が悩んできたことは、悩むことではなかった。それは、ごく自然に私を成長させてくれる天からの贈り物だったのです。

 受講後会社では、仲間にも笑顔で接しています。以前は、毎日どんよりしていた職場が、すごく明るくなり、みんな笑顔で楽しく仕事ができるようになりました。

 頭も気分もとてもスッキリ、クリアになり、仕事に取り組めています。

 病気の同僚と接しても、今まで嫌だと思っていた発言、言葉、態度が何も気にならなくなりました。この人にも親がいて、同じようにとても愛されて大事に育てられているんだと思い、自分と同じように思えるのです。だから、嫌なことはひとつも無いんだと感じます。そして、病気なんてものは存在しないと感じています。

 でも、たまにどうしても気になってしまう態度に会うことがあるのですが、そういう場合は、自分にそういう態度があるんだなと気づかされます。以前なら、相手を責めていましたが、今は、すべて自分なんだと感じています。他の仲間たちも、私の態度の変化を褒めてくれました。私の話もよく聞いてくれます。

 病気の同僚にしてきた態度や放った言葉、すべてがその同僚を落としていったことにも気づきました。直接の原因ではなくても、私の悪い気持ちに敏感に反応し、深く落ちていった同僚こそが、実は次元の高い人だったんだと思いました。今は、同僚の気持ちがよくわかります。

 今私は、次は私が身近な仲間に受講を勧める順番なのだと思っています。友人が私にしてくれたように、そして、友の会の皆さんが受講後に来てくれたようにです。自分のことのように喜んで涙を流す、そんな真我の人になっていくんだと私は感じています。

 毎日、気づかされること、感じることを大事にして体感して、体得、体現したいと本気で思っています。

 親孝行をして、尊敬する母のような人になるべく、今まで拒否してきた恋愛にも前向きになっています。
 ありがとうございました。