No.491 宗教を超える本物に出会い、団体を退会! 東京都・29歳・男性

体験談ビフォーアフター

投稿日 : 2014年6月16日 No.491

【宗教問題解決!】体験談

宗教を超える本物に出会い、団体を退会!

 私は長年の間、宗教を信仰してきました。真我に出会う前は、宗教団体と深い縁を持っており、強制的に束縛されることが嫌で「解放されたい」と、非常に苦しんでいました。

 受講前、私の心は、一言で例えるならば、「牢獄の中でもがき苦しんでいる」というような状況でした。

 もともと、「人間を根本的に救うのは宗教だ」と強く思ったのは中学生の時でした。中学卒業後、15歳で出家して、24歳まで宗教団体に身を置いておりました。

 ところが、20歳の頃から、どうしても宗教団体では人間を救うことは出来ないのではないかと感じてしまうようになりました。そして24歳で教団職員を辞めました。

 しかし、教団職員という形は切れていても、信者としての縁は切れていない状態だったので、「縛られている」という感覚は拭い去れませんでした。

 当時、家族は「お世話になってやってきたのに、なぜもっと宗教に救いを求めないのだ」と私に言っていました。

 私は、宗教団体の指導者に、どんなことも相談して決めていただくという人生を歩んできました。ですから、宗教団体に疑問を感じてからは、教団からの圧力というものを、日々、目の当たりにして苦しんでおりました。

 家族とは、本音では仲良くしたいのですが、考え方の部分で全く噛み合いませんでした。

 当時、私の親が望んでいたことは、もっと私が宗教団体に近づくことでした。しかし、私の思いとしては、それが本当の親孝行とは思えなかったのです。

 親に本音では、「本当の宗教はここにはないのだ」と言いたいのですが、なかなかそこがわかってもらえない。家族の意見がバラバラで、揉めておりました。

 ついに私は、「宗教団体に本物の宗教はない。本当の救いは絶対に得られない」という結論に達してしまいました。

 本物の宗教とは、何か対象物に頼るものではなく、自分の願望を実現するために神仏を祈るものでもないと確信しておりました。

 そして、ある日、非常に苦しんでいる時に、書店で佐藤学長の本と出会いました。その本のタイトルは、『あなたの悩みは一瞬で消せる』でした。

 私は以前、たくさんの精神世界の本を読み漁ってきました。

 しかし、救いを得られませんでした。きっとこの本も、同じようなことが書いてあるのではないかと思い、最初は買って読もうとは思いませんでした。

 しかし、どうしても気になったので、買って読みました。

 実際には、今まで読んできたものと内容が全く違っていました。

 自分が今まで真剣に求めていたものと、見事に当てはまったので大変興味を持ちました。その後、佐藤学長の本を何冊か読み続けました。

 宗教団体との摩擦、家族との摩擦、そして、仕事も急がしかったので、精神的に大変苦しんでおりました。

 死ぬことが親孝行なのではないかと思ってしまうまで、心がどん底に落ちていました。

 その時、自分の思いをぶつけてみようと、思い切ってアイジーエーに手紙を出しました。

 これがきっかけとなり、アイジーエーと縁を持つことが出来ました。

 何とか時間と費用をやりくりしまして、4年前の2003年5月に、初めて未来内観コースを受講させていただきました。

 未来内観を受講してから、一言で言うと、大変、自分の心が解放されました。具体的に何が楽になったかというと、少しずつ、家族との会話が増えていったのです。

 そして、自分自身の一番の課題であった宗教団体との縁も少しずつ切れていきました。

 実は、受講してから、自分自身の状況を佐藤学長に相談しました。

 すると、佐藤学長は、「大丈夫だよ。貴方が、この真我を求めれば、自分の真我が広がってきて、自然と、自分の苦しむ方向にはいけなくなるから」とご指導下さいました。

 ただひたすら、そのご指導を実践していきました。本当にやりたいことも見つかりました。

 そしてついに受講して約半年後、家族で宗教団体から脱会することができたのです。

 秘策を弄したわけではありません。あれだけ熱心だった両親が、教団の指導者と喧嘩をし、結果として脱会でき、自由の身になったのです。

 私はこの時、「真我のお陰で一つの目標を達成することができた」と思いました。そして、私が受講して約2年後に、両親も受講することができました。

 受講前は、両親のことを深く思っているのに、どうしてわかってもらえないのだという葛藤で、大変苦しんでいました。

 しかし、両親が受講させていただいたことで、両親への感謝を、改めて感じることが出来ました。

 私は幼い頃から両親の夫婦仲が良くなかった影響か、「恋人はつくっても、結婚はしないぞ」と思っておりました。

 実は、宗教団体に身を置いていた頃に、政略結婚をさせられそうになったこともあったのです。ですから「結婚」というものに抵抗がありました。

 それが、何故か自然の流れでこの私が結婚することが出来たのです。

 私たちが結びつくことが出来た意味を、佐藤学長が結婚式の祝辞で、「彼らは、もともと2人で1つだったのです」「陰と陽なのです」「もともと1つだったものが、別々な場所で生まれ、必要なだけの経験をし、必要なだけ苦労もし、そしてまた1つに結びついた」と、述べてくださいました。

 この話を聞いた時に、真我を開くことで、出会うべき人に出会えたのだという確信が出来ました。

 結婚後、お陰様で悩みはあっても、助け合い、支え合っています。今はとても幸せです。 両家の両親も、私たちの結婚を大変祝福してくれています。

 そして、もうすぐ子どもも生まれます。