両親への憎しみが消えて感謝の気持ちが涌いたら、うつは消えた
うつ病の方には、親との関係に問題をかかえて親を憎んでいる場合が多くみられます。本心では親を憎むことは良くないとわかっていますから、余計に自分を責めて落ち込んでしまいます。
しかし、真我を自覚できれば、親への憎しみは一気に消えてなくなり、感謝が湧き上がってきます。
落ち込んだ原因がなくなりますから、当然、現象として現れていたうつ病も消えてなくなるのです。
今日ご紹介する寛解者の方は、当院を受診する前は、うつ病で3年ほど悩み、会社も辞めて仕事もできない状態でした。
そして、お父さんとは一緒に住んでいるのに会話がほとんどありませんでした。
この方が「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)の治療に取り組むことでどのように変化されたのか。
どうぞ、この後の体験記をご覧ください。
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上島さんは、会社の同僚からのいじめをきっかけに、うつ病にかかってしまい、以来3年ほど精神的に悩んでいました。会社も辞めて仕事もしていませんでした。
「一時期、病院にも通ったことはあるんですけど、先生を信じられなくなって…。気分がマイナス思考になり、何をしてもつまらないんです」
そんな彼が、「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)に徹底して臨むことになりました。
そして、2日間集中カリキュラムで自らの内に全肯定・全受容している心を見出だした時に、今までしっくりいっていなかった両親への憎しみが一気に消えてなくなり、感謝の気持ちが涌き出てきたのです。
それからというもの、上島さんは見違えるように変わっていきました。
まず顕著に現れたのが、一緒に住んでいてもほとんど会話のなかった父親とよく話すようになったことです。
「取り止めのないことでも親しく話せるようになりました。父の方からもよく声をかけてくれるようになりました」
また、まわりの人たちも彼の変化に驚きました。
「母からは、『人相が変わったね。目が大きくなったし、鼻も高くなったみたい』と言われました。
友だちからは『凛々しくなったね』とか『爽やかになったね』とか、中には『何だか人格者になったね』なんて言ってくれる人もいました。
たぶん、ボクに自信がついたからそうやって言われるんだと思います」
彼は今、元気に家業である農業の手伝いをしています。