No.542 両親に対する恨み、自殺した息子への悲しみから開放された! 東京都・60代・女性

体験談ビフォーアフター

投稿日 : 2014年6月26日 No.542

【うつ病克服】体験談

生きたまま生まれ変わり、生きるあらゆる苦しみから開放された!

私は18年前に次男を亡くしたんです。原因はうつでした。
4年間の引きこもりの後に21歳で自ら命を絶ちました。

それから心の問題を癒しを求めていろんなことをやったんですが、なかなかこれだというものに出会えなかったんです。

そして息子に出来なかった事と思って病院でボランティアをしていたんです。

そうしたらホームレスみたいなおじさんが来て、新宿にこころの学校があるよって
教えてくれたんです。

ダイヤモンドセルフという本が図書館にあるから読んでご覧って
そのおじさんが言ってくれました。

それですぐ読みました。そしてそこに書いてある事は真実だって。
何が衝撃だって、こころは記憶でできているって書いてあったんですね。

私は癒しを求めてこころの本をいろいろ読んだり宗教の本を読んだりしましたけど、
そういう発想は今まで一切なかったんです。

私は息子が自殺した前後に夫は浮気をしていて、家庭は崩壊寸前、息子は亡くなる。
私は息子が2人いるんです。亡くしたのは次男ですが、長男もいるんです。

死ぬにも死ねないんです。

母親も自殺したら、長男が一生背負って生きて行かなきゃならない
辛さって言うのは私は身を持って体験していたわけです。

と言うのは、私の両親は小さい時からものすごい不仲で、私は弟と二人兄弟で長女です。
夫婦喧嘩の八つ当たりの材料に常にされていて、父も暴力でした。

次男を亡くす13年前に、両親は父が浮気をしたりで離婚の裁判中に無理心中を図って
母は大した傷じゃなかったんですけど、自ら命を絶ってしまいました。

その事があって、自ら命を絶つという事は、残された家族はどんなに苦しいかという事を身を持って知っていたので、その時は生きていてもしょうがない、家庭もだめ、子供にも死なれちゃってと思ったんですけども、死ぬことも出来ない訳です。

だから気が狂った方が楽だと思って、自分が変わらなくちゃ人生でまたこういう辛い事が起きるからと思って、真我に出会う前は生きながらに自分の心を殺してやる、殺すしか
生まれ変われないと思って殺そうとするんですけど、やった事がある人は分かると
思うんですけどものすごく苦しいんです。

生きたまま自分を全部否定すること。もう出来ないんです、苦しくて。
それで、あまりに苦しくて、出来ないと思っていたのが心の学校では、
たった1泊2日でやってくれたんです。

つまり、生きたまま生まれ変わる事が出来たんです。

未来内観という、死から生を見るというのをやった時に、私はそういう人生でしたから
全部自分を責めてました。

亡くなった息子に対しても、言ったことも言わなかったことも、やった事も
やらなかった事も、全部責めてました。

それが苦しかったんですけど、なんだ私の中に真我っていうこんな素晴らしい心が
あったんじゃないかって分かった時に、それまでごめんなさいが一切言えなかったのに
自分を責めている上に、例えば主人から注意された時に苦しくなっちゃって、
ごめんなさいを言う前に苦しかったんですけど、人格が否定されているんじゃないと
言う事が分かって凄く楽になりました。

両親に対しても父を物凄く恨んでいた事で、それを夫にぶつけていたから夫婦仲も上手く
行かなかったという事がその時分かりました。

主人はソウルメイトだったという事もその時気がついたんですね。

両親から守るために私の前に現れてくれたソウルメイトだったと分かって
主人とも、息子を亡くした間も浮気してたので、取り戻すための裁判をやったんです。
8か月。それから主人のことも許すことができたし、自分も変わる事ができたんだから
そんなに自分を責めなくて良いんだという事が凄くわかりました。

それで、仏陀やキリストは本当の真我に出会った人たちだと思うんですけれども、
その出会い方を教えてくれたわけじゃないですよね。

方便として皆さんに生き方を教えてくれたりあったと思うんですけれども。

でも、心の学校はどうしたら本当の自分に出会えるかを、インプットじゃなく
体験を通して分からせてくれるんです。

一発で救われる事ができたんです。

父のことや母の事も許せましたし、今では朝が来るのが嬉しいんです。

私もプロカンまで受けたんですけど、不思議な体験をしたんです。

瞑想を受けて二日目の朝、家で瞑想をしていたんです。

そうしたら目の前にこぶし大の赤い光が現れたんです。

最初は何だろうと思ったんですけど、亡くなった息子の愛だと分かったんです。

分かった瞬間ワーッと私の中に入って来て、わあー、私と息子の愛が
繋がったんだと思った瞬間座っていられなくて立ち上がって
嬉し涙がぼろぼろぼろぼろこぼれて来たんです。

あまりにも嬉しくて、なんだ息子は死んでも私の事をずっと気にかけてくれてて
亡くなったわけじゃないんじゃないという事をさとりました。

それから死が怖くなくなったんです。

何をやっても21歳で亡くなった息子の喪失感が無くならなかったんですけれども
その体験を境に喪失感がいっぺんに埋まったんです。

それで、これは一生追求していこうとして、まだ途中段階でマンホールの蓋が
あかない部分があるんですけれども、今では朝が来るのが嬉しくて
自分と他人と言う壁が無くなって、一人旅していても今日も昨日も凄く楽しかったんです。

朝が来るのが嬉しい、当たり前のことが喜べる、そういう毎日で過去が手放せたんですね。

父に対する恨み、母に対する恨み、息子に対する悲しみ、全部手放せて本当に今は
生きるのが楽になりました。

本当に真我に出会ったお陰です。本当に先生ありがとうございました。