(16)毎朝「死にたい」を連呼していた私が母の愛に号泣して一気にうつを解消 藤本弘樹さん(仮名・37歳)

(2) 必ず良くなると伝えたい

心を「三層構造」でとらえ、最も深い「生命意識」引き出す

今回は、上司のパワハラが引き金となってうつ病になり、会社を休職した方の体験記です。

毎朝2時間「死にたい」を連呼していた方が「私は生きていてよい」と変化されていったストーリーです。

「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)では、心を三層で出来ていると、とらえています。

・考える頭である「顕在意識」

・感じる心・無意識の心である「潜在意識」

・生命を成り立たせている「生命意識」

の三層です。

この最も深いところにある「生命意識」が「真我」(=本当の自分)です。

「真我」は、すべての人の最も深いところにある「愛そのものの心」です。

この心が引き出されたときに、病の根本原因になっている潜在意識の中の過去の記憶が解消され、短期間に病が回復していきます。

ご両親を憎んでいた今回の体験記の方が、「2日間集中カリキュラム」の中で「真我」が溢れ出したときにお母さんの愛情を大きく感じ、うつが一気に寛解していかれたのは、その実例です。

====================================

◆パワハラでうつになり休職へ◆

今までの私は、なぜか人が嫌いだったり、両親を憎んでいたり、毎朝二時間くらい「死にたい」を連呼してから会社に行ったり仕事で一日が終わると何もする気がおきなく死んだように寝て、翌日また仕事をするといった生活を送っていました。

そして、職場の上司のいわゆるパワハラがトリガーとなり、体が全く動けなくなってしまい、心が真っ暗になってうつを発症し、会社を休職しました。

その後、わらにもすがる気持ちで探したYSこころのクリニックに通うことを決めました。

そしてクリニックで2日間集中カリキュラムを受けました。

私は初日の2時間で、母親の愛情をものすごく感じることができ、一気に真我を開くことができました。

その日は2時間くらい号泣していました。

カリキュラムの初日でうつが消えたことがわかりました。

私は生きていて良い。

私は母親から精一杯の愛を与えてもらっていた。

だからこれからは私が恩返しをし、真心を持って精一杯生きよう!と心に誓いました。

◆思いやる気持ちと真心を取り戻せた◆

今は真我に出会ってから四か月経ち、職場にも復帰して仕事をしています。

私の場合は、現実面で急に奇跡のようなことは起きてはいません。

ただ日々の生活の中で失いかけていた、人を思いやることや、真心で生きるといった、人として精一杯生きる気持ちを取り戻すことができました。

今回のうつの原因は、幼少期に母親からあまりかまってもらえず、だけど母親の愛を求めていて、その母親の代わりに同じ女性である上司に愛を求め、その愛を受け取れなくなってきた結果、心が満たされなくなって、うつになったことがわかりました。

しかし、実は母親は毎日最高の愛情を注いでくれていたことに2日間集中カリキュラムで気づき、母親の行動は愛そのものだということがわかった途端、心配が消えてうつがなくなっていました。

真我は素晴らしいです。自分の真心が取り戻せるのですから。今後はさらに真我を追求して、誠心誠意生きていければと思っています。