No.528 医師が驚くほど脳腫瘍が小さくなった! 

(5) 癌

投稿日 : 2014年6月25日  No.528

【健康問題解決!】体験談

医師が驚くほど脳腫瘍が小さくなった!

 平成8年、1月16日、会社で倒れた私は病院に運びこまれました。

 診断は脳腫瘍。

 そしてこう言われました。

 「脳のなかに大きな腫瘍があり、左の脳が腫れている。細胞を実際にとってみないと断言できませんが、これは決していいものではありません」

 つまり悪性に極めて近いというわけです。

 じつはこのとき、私以外の人には知らされていましたが、私の命は「あと一年から1年半くらい」を宣告されていたのです。

 私は脳腫瘍だと宣告されたとき、自分のまわりの壁がガラガラと音をたててくずれていくのを感じ、立っているのがやっとでした。

 脳腫瘍といえば死に至るか、重大な障害が残るという印象しかありません。

 私は全身の力がぬけていくのを感じました。
 
 そしてベッドの上で両親に「先生と佐藤先生に連絡してくれ」というのが精いっぱいでした。

 何日かして先生がご夫婦で病院にかけつけてくださり、「まな板の上のコイになったつもりになって開き直りなさい。でもあなたからは悪い気がこないから、医者が首をかしげる結果になるのではないかしら」とはげましてくれました。

 その数日後、佐藤先生がきてくださいました。

(偶然にもその日は病院の近くで講演があった)

 私は先生がきてくださるのが楽しみで、日を一日まちがえて前日の夕方、病院の正
面玄関で寝巻のまま一時間以上も待っていました。

 その佐藤先生は、私にものすごい勢いでこういわれました。

 「まず治るんだと100パーセント確信しなさい。99.9%ではダメです。0.1%でも疑いの心があってはダメです。

 それから、自分の心に明かりを灯しなさい。

 普通の人は心が明るくなったり暗くなったりしているが、常に心に明かりを灯すんだ。
 明るさと暗さは同居できないからね。

 そして親子は一体だから両親ともどもいまいったことを実行して下さい」

 いままで本などで「確信すれば実現する」ということは何となく知っていましたが、脳腫蕩と宣告されたいま、治ると確信できるでしょうか。

 しかし、佐藤先生の言葉は、そんな弱い心をはねのけてしまう力を持っていました。

 その日、先生と別れた瞬間から実行です。

 そして、大きな病院に移って一週間後、細胞の一部を採取する手術が行われました。

 そこは、脳外科に関しては全国的に有名なところですが、その病院でもCTの写真を見た段階では同じ診断でした。

 ところが細胞の分析をしたところ、なんと良性だったのです!

 病院の先生も「良性の腫蕩でこんな大きいものは初めて見ました」と驚いていました。
 その後、放射線治療が始まり、前半は弱く全体に、後半はターゲットをしぼって強くあてるというスケジュールで行われました。

 治療が始まったばかりのころ、また偶然に病院のある市内で佐藤先生の講演があり、再び病院にきてくださいました。

 そして先生はこうおっしゃいました。

 「自分の心に明かりが灯せたら、今度は周りの人にも灯してあげなさい。そしてすべてに感謝をしてごらん。主治医の先生にも、看護婦さんにも、まわりの人にも、そして病気に、本当の自分に、宇宙に感謝してごらん。人間は宇宙の一部なのだから」

 この話を目の前で聞いているときの私の心境は異常でした。

 どんどん深い感謝の念が湧いてくるのです。これは健康なとき、幸せなときには絶対にできない感謝。

 絶対にこの心境を忘れないようにしようと思うほどでした。

 佐藤先生は帰り際、「良性になったくらいで喜んでいてはダメだよ。自分で消さなきゃ」といって次の講演に行かれました。

 そしてその二日後、MRIでの検査の結果、放射線が非常によく効いたのか、私の感謝が通じたのか、医師が驚くほど腫揚が小さくなっていたのです。

 そして後半の放射線治療は中止になりました。

(その後の再検査でも腫蕩はきれいに消えていることが分かりました)

 私は、この二ヶ月半の入院中の出来事を偶然が重なって幸運だったのだといわれてしまえばそれまでですが、自分の心の奥で何か大切なことを学ばせていただいたような気がしてなりません。

感謝。