No.202 退職し家庭崩壊寸前だったが、幸せな家庭に戻った! 宮城県・50歳・男性

(2) 夫婦・家族

投稿日 : 2014年4月30日 No.202

真我メソッド(真我療法)体験談

退職し家庭崩壊寸前だったが、幸せな家庭に戻った!

 私が真我開発講座を受講するきっかけとなったのは、会社を辞めて約6カ月が過ぎた昨年の6月に、左ふくらはぎの筋肉断裂のリハビリで訪ねた友人が紹介してくれたことからでした。

 ちょうどその頃は、貯蓄と退職金を切り崩しながら、失業手当の支給も受けていて、会社を飛び出す頃に出合った人材研修企業にてコーチングの資格を取得し、ビジネスコーチとして、またその企業の営業パートナーとして活動を行っていました。

 しかし、これが会社を辞めてまでやろうとしたことだったのかと毎日自問自答を繰り返していました。

 そして、その所属していた企業の社長と行う毎週の営業ミーティングが、上から理屈で押さえつけられてるように感じ、苦痛でたまらなくなっていきました。

 私は徐々にそのミーティングを避けるようになり、その後、営業での訪問アポイントをとることすらも苦痛になり、ついには何度も自宅から出られない日々が続くようになりました。

 27年間も営業畑にいながら、こんな自分は自分じゃないと自分自身を強く責めていました。

 家庭では、そんな自分を妻は避けるようになりました。

 自分がリビングに出て行くと妻は別室に引き下がり、また逆に私が部屋に入ると入れ替わりにリビングに来るみたいな状態がしばらく続き直接会話もなくなり、子どもたちを通じた会話だけとなっていきました。

 そして子どももケガや子どもたち同士の口論が絶えず、家族みんながバラバラになったような気がして、責任を強く感じ、心はどんどん沈んでいきました。

 昨年の7月に真我開発講座の未来内観コースを受講し、その後は間髪空けずにいくつもの講座を受講する中繰り返し思い返したのが、既に許していて何のわだかまりもなかったはずの父親への恨みや憎しみの感情。

 それは、父親から幼稚園、小・中学校時代に受けてきた言葉の暴力に対するもの。

 そして小さな頃から人前に出ると赤面症で、ドキドキしうまく思いや感情を表現できずにいた自分。

 そのことが実は、父親から言われた私を否定する言葉や仕打ちからきていたことだったと気づくこととなりました。

 でも、それがあったからこそ営業の世界に飛び込むことになったのと、昨年会社を辞めたこととも全部繋がっていたんです。

 私が小さな頃からずっと探し求めていたのは、実は真我に目覚めることだったと気づきました。

 現在私は、真我開発講座に出会った頃に知り合った知人の薦めで、昨年の10月末より軽貨物便のドライバーをさせていただいております。

 必要なトラックもその知人より借受け、ようやく12月25日に1万8380円ほどの収入を得ることができました。次月は17万円ほどになる見込みです。

 ほんのわずかなお金ですが、今頃になってお金の有り難みをヒシヒシと感じています。

 余談ですが、この有り難みを感じ始めたら、10年も咲かずにいた「金のなる木」の花が咲き初めました。何か通じてるようです。

 そして家族の中も笑顔が戻ってきました。

 一番変わったのは、中三の息子が小学生の頃に私たちにウソをつき何度も問題を起こしたのですが、初めてその時の心情を私だけに唐突に話してくれたことです。

 そして先日も、妻にウソついて外出したことを帰ってくるなり私に「ごめんなさい」と行き先から何をしてきたのかまで包み隠さず話しをしてくれたのです。私は大変驚きました。

 ただ「お帰り、遅いから心配してたよ」と言っただけなのにです。

 最近は、息子と娘との口論もずいぶん減りましたし、妻とも良く2人で会話をするようになりました。

 まだまだ家計は火の車の状態ではありますが、家族一緒の時、実家で両親の顔を見た時など幸せを感じます。

 きっと真我に出逢わなかったらどうなっていたのだろうかと思うと、ぞっとします。

 真我に出逢えて本当に良かったです。