No.52 愛と感謝の心が 家族への恨みを消し、二度の離婚も乗り越える 静岡県・38歳・女性

(2) 夫婦・家族

投稿日 : 2014年4月20日 No.52

 受講前の私は、幼い頃父が亡くなり、手に職のない母が兄弟と私の三人を育ててくれましたが、様々な出来事があり、心の中では、なんでまともな家庭環境に生まれてこれなかったのだろうと思い、亡き父を許せずにいました。家族も自分も好きになれず、子供の頃から投げやりに妥協で生きてきました。

 とにかく幸せになりたい一心で結婚しましたが、人を信じきることが出来ずに二度の離婚を経験。

 子供は、最初の結婚で息子が二人、再婚して娘が一人いますが、私が二度目の離婚の半年程前から病院へ通い、安定剤、睡眠薬をもらうようになり、再婚相手との間の娘を置いて離婚となりました。

 その後、娘を置いてきたことをものすごく後悔して、どうにか娘を手元に戻せないかと必死になり、極力薬も飲まずに元気を装っていましたが心はありませんでした。

 そんな時、父(母が再婚)の勧めにより真我開発講座の申し込みをしたものの、受講料のことを考え迷っていました。

 ある日、職場の数名の方と大きなトラブルを起こして、何かが崩れてしまいました。

「明日からもう会社には行けない。なんでこうなるんだろう。もう生きていたくない」と思い、体は動きませんでした。

 自分では、どうすることもできない状況になって、受講することに決めました。

 初受講から一年七ヶ月、真我を追究してきましたが、途中、今までの癖で何かの拍子で不安になり、自分を責め、他人を信じられず苦しい時もありました。

 苦しい時ほど、もっと真我を追究しようと思い、講座を受講したり、真我教室などのフォロークラス、囲む会、友の会、講演会には、地元以外にも、名古屋、岐阜、東京へと可能な限り足を伸ばして参加しました。

『真我プロカウンセラー』講座を受講して、自分ではなく相手へと意識を向けているうちに、相手の笑顔が嬉しくなってきました。

 真我の友との交流により応援して頂き、微力ながらも佐藤学長の『囲む会』を共にさせて頂いたり、名古屋サミットもボランティアスタッフとして参加させて頂きました。

 いろいろなイベントに参加することによって、意識が外に向き、心が外へと開きました。一人では無理と思えることも大勢の方と力を合わせることで実現するということも学びました。

 名古屋サミットも感動と喜びいっぱいで、感謝の思いがあふれ、翌日のセミナー受講により、焦点が「全体意識」や「相手の幸せ」に変り、妄想という苦しみから脱出できました。自分の問題ごとばかりに囚われてている内は、決して解決することはなかったのです。

 今まで三八年間、自分の幸せを求め続け、相手に愛を求めてきました。愛と感謝は、他ではなく自分の心にあったと気づき、喜び感謝があふれてきました。両親への感謝があふれてきて、全てに感謝できるようになり、やっと、生まれてきて、生きてきて良かったと思えました。

 講座、フォロークラス、友の会など参加する度に、子供のことや地域の行事などもあり色々な障害はありましたが「今は真我を一番にするとき」と決意し行動しているうちに、自然と問題も解決し、どんどん自分も周りも素晴らしく変化していました。

 仕事では、転職して、真我の愛で自然体で仕事に打ち込めるようになりました。両親とも仲良くなりました。両親も真我開発講座を受講していますが、弟と息子二人も『人間関係セミナー』を受講して、以前は家族七人が全員自己主張してギクシャクしていたものが、お互いに人の話を聞けるようになってきました。

 何よりのプレゼントは「真我の友との出会い」です。ありのままの自分を認めてくれ、とても温かい方々ばかりです。生涯真我を追究して、一歩一歩共に学び、共に成長していきたいと思います。

 やっと、自分が輝き、足元から照らし始めることができました。今まで沢山の方にお世話になった分をお返しできる時がやってきました。

 今の感謝の心を忘れずに、時々我が身を振り返り、常に真我で過ごせるよう、これからも講座、イベントには積極的に参加させて頂きたいと思います。

 皆様本当にありがとうございました。