No.11 離婚寸前、最悪の夫婦仲が、愛でみんな一つに! 東京都・56歳・女性

体験談ビフォーアフター

投稿日 : 2014年4月18日 No.11

 アイジーエーに出会ったのは4年前になります。

 その頃は、夫婦関係が最悪な状態で、離婚せざるをえない状況になっていました。

 私が生まれ育った環境は、とても恵まれていました。両親はとても仲が良く、母は物凄く大事にされていて幸せそうでした。両親に愛され、姉妹も仲良く、とても幸せでした。

 10歳の時、父が病気で亡くなりましたが、その後の生活に困ることはなく、大人になるまで、何の苦労もなく育ちました。

 25歳の時、母が急にガンでなくなり、姉二人は、既に結婚をしておりましたので、母と二人の生活が、突然一人になり、どうしていいか分からなくなりました。

 それで、一時的に、一人の姉の方に世話になり、そんな時に、主人と出会いました。

 主人は私の状況を知って「だったら早く結婚しよう。一生幸せにするから」と言ってくれ、私は希望に燃えて結婚しました。

 ところが、結婚した途端、主人は仕事、仕事。新婚当初から、夜中にしか帰ってきませんでした。子供が生まれても状況は変わらず。1年間にお盆とお正月1日ずつしか休みを取らず、企業でずーっと働く主人でした。

 ですから、家族で一緒に食事をするとか、いろんな話を聞いてくれるとか、一切してくれませんでした。子供の悩みや自分の不安を、全然聞いてもらえず、我慢して、一人で子供を育てなければいけない。あれもこれもしなければいけない。いくら、主人に私の思いを伝えようと思っても、全然向き合ってくれませんでした。

 2人目が産まれる時「この状況が続くのならば、私は一人で育てていけない」と話しましたが、「何言ってんだ!」「お前は家にいて、子供を育てるもんだ!」という感じで、「何をたわいない事言っている!」くらいにしか、扱ってくれませんでした。

 3人目は、8ヶ月で死産してしまいました。

 「それでも主人はいたわってもくれないのか?」「男の人には、分からないのだろうか?」という辛さ、苦しさ。

 私が育ってきた環境、描いてきたものと、結婚生活が、あまりにもかけ離れて違っていたので「もう、このままでは生きていけない。でも子供を残して逝くのは、子供にとってどうなんだろう?」と思っていた時、ある友達が、ある宗教に連れて行ってくれました。

 初めは宗教とは知らずに、私の辛さ、苦しさをよく聞いて分かってくれるので「こんな人達がいてくれるんだ」と、私は本当に喜んでそこに毎日毎日通うようになりました。

 そこで本当に素晴らしい教えをたくさん聞きました。

 私が他のために犠牲になっても、愛を表現し与えていけば、必ず伝わって幸せになっていくんだ。私が愛でいけば、主人は必ず変わるんだ。寝ないで帰ってくるまで待って、食事を出したりと、私は主人のために喜んでやっているんだと思っていました。

 でも、主人は一向に変わらない。それどころか、年数が経つにつれて、もっと悪化してしまいました。私の心は、素晴らしい事を学んで、喜んでいるはずなのに、主人に対して苦しくて仕方ありませんでした。「やっぱりあなたは何も分かっていない。あなたはおかしい」と、主人をどんどん裁くようになっていましたが、それに気付いていませんでした。

 それで私は「信仰というもの、神だけを信じて、自分が生ききれるんだろうか?それだったら、主人も子供もいなくていい」というところまで行きました。

 ある時、その宗教の海外での宣教に、自ら志願して、南米まで一人で行かせてもらいました。「反対されたら離婚になってもいい。全部捨てて、一人ぼっちになって、これで駄目だったら、私の人生終わってもいい」という思いで、賭けて行かせてもらいました。

 でも、そこには愛もなければ、今まで私が捉えてきた信仰それすらも「何だったんだろう」と、がっかりする状況しかありませんでした。「私の思う愛が、おかしいのかな?偏っているのかな?」と、そう思うしかなくなりました。強制送還で家に帰されました。
 
 そこから、ストレスと愕然とする思いから、生きる気力がなくなり、髪の毛が1本も残らず全部抜けて、2年位生えてきませんでした。

 それでも、もう一度立て直して頑張ろうとしましたが、どうしても前に進めない。主人を愛そうと思うのに愛せませんでした。

 これでは、子供にも良くないだろうと思い、既に宗教を辞めていたある方に相談に行き、
 真我教室・基礎編を勧められました。

 基礎編に参加して、三層構造と本当の自分が元々あるんだと聞いた時に、「私が求めてきたのは外ではない。自分の中にあったんだ。だったら、本当の自分に出会わずに人生終わるなんて、何の為に生きてきたのか分からない。自分が今まで何のために、頑張ってきたのか分からない。とにかく受けてみよう」と思いました。

 仕事もパートで何とか頑張っていきたいと思っていましたが、やってもやっても続きませんでした。ちょうどリストラにもあい、失業保険でお金がちょうど16万円毎月出ていましたので、これでなんとかなると思い、すぐ「未来内観」を申し込み、受講しました。

 講座中、最初は全然できず、頭は痛くなるし、真っ暗になるし、言われたことをやろうと思ってもできない自分がいました。講師の所に相談に行き「何が苦しいの?何が辛いの?」と言われた時に、主人のことが、それまでの思いが溢れ出てきました。

 主人のことをテーマに一言書こうとした瞬間に、涙が物凄く溢れてきました。あんなに「私のこと分かってくれない、求めても与えてくれない」と思っていた主人が、本当は物凄く愛おしい主人であり、逆に夫の愛が分かっていないのは自分だったことが、一瞬に分りました。「本当に主人に申し訳ない。私は何をしてきたんだろう。今まで主人を攻めてきたけれど、愛が分からなかったのは、自分だった。偽物で分かったふりをして、エゴであった。こんな私を、ここまで離婚もせずに、守ってくれていた」ことが分かり、すぐに帰って、主人に謝って飛びつきたい気持ちになりました。

 自分の求めていた「神」とか「愛」とか、全部自分の中にあって、そうだと分かった瞬間に、家にいた主人にも、同じようなことが起こっていました。

 講座が終わって、家に帰ったら、主人が駅まで迎えに来てくれて「今日は疲れているだろうから」と食事を用意してくれていて「お風呂に入って、すぐ寝なさい」と、言ってくれました。そんな風にしてくれたのは、初めてだったので、もう嬉しくて、布団の中で泣きました。親といるよりも、この人と出会えたことが、私の人生これからも幸せなんだと分かりました。

 主人と会話もよく出来るようになりました。全部私が壁を作っていたので、主人はどう接していいか分からないだけだったと、後から全部分かりました。全部私がその状況を作っていました。

 私が宗教をやっていた時は、身内もあきれて、みんな離れていってしまい、本当に縁を切られる寸前でした。
 でも真我に出会って、私の変化と、私たち夫婦を見て、姉が「あなた本当に幸せそうね。私もあなたみたいになりたい。そこに行きたいから教えて」と言ってくれて、姉夫婦も受講してくれました。夫も当然すぐ受講してくれました。

 今、身内が真我の愛でみんな一つになって、いつも本音で風通しのいい、わだかまりのない、本当の素晴らしい家族になっています。

 私自身、深い所からの安堵感というのでしょうか?もうこれで、いつ人生終わっても、必ず後悔しないという自信があります。それが、自分だけでなく、夫や子供、家族みんな含めて、そう思える日々が送れています。

 ですから、誰もが一日も早く本当の自分に出会わなければ、もったいないと思います。私は、ただそれを伝えさせて頂きたいと、少しでも何かお役に立てたらと思っています。