(2)死のうとしていた私が生きている幸せを実感離婚寸前だった妻と受診し喜びあえた 大杉明さん(仮名・35歳)

(2) 必ず良くなると伝えたい

死にたいと思っていた心が「生きているだけでとても幸せ」に

うつを発症する方の多くは、自分を責める心を持ち、自己肯定感が低い状態におられます。

今回は、うつの再発で自分を責め続け、死を考えるまでになっていた方の治療体験をご紹介します。「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)による治療に取り組んだ結果、「自分のことが大好き」になり、「生きているだけでとても幸せ」という心を手にしていかれたストーリーです。

すべての人の中には、太陽のように輝く自分があります。それが本当の自分です。

自分がどれほど黒く分厚い雲の下にいると思えたとしても、雲の上には、かならず輝く太陽があります

広がる雲をかき分け、輝く太陽にアプローチしていくと、雲の合間から太陽の光が差し込み始め、やがて雲は視界の下となり、太陽が輝く世界に到達します。

YSメソッドは、本当のあなたが太陽であることに気づくためのメソッドです。

そのことが自覚できると、心のくもりは消し去られ、病は解消します。

今回の寛解者の方の言葉にあるように「今まで人生の中でいつも抱いていた未来への不安や恐怖心が自分でも不思議なくらい、すっかり消えてしまった」という状態がやってくるのです。

YSこころのクリニックは、あなたがいち早くあなたの太陽に出会っていく、そのお手伝いをしてまいります。

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◆転職を機にうつが再発、妻も疲れ切って…◆

私がYSこころのクリニックを受診したのは転職して1ヶ月でうつが再発し、会社を退職した直後の今年1月でした。

以前いた会社でも別の心療内科に通っており、処方された薬を飲みながら、勤務時間の調整などをしていましたが、根本的な解決にはならず1年半が経っていました。

会社が合っていないのかもと感じて転職をし、転職先の会社は興味のある分野で待遇も良かったのですが、まもなく精神的に苦しくなり、1ヶ月で通えなくなってしまいました。

いつもそばで支えてくれていた妻も疲れ切ってしまい、別居や離婚の話も出てきていました。あんなにうつを治そうといろいろ努力してきたのに、やっぱり俺はこうなってしまうのか、このままでは生きていくことはもうできないと感じていました。死のうと思って駅のホームで飛び込もうとしたり、飛び降りようとして高層階に登ったりしたこともありました。

もう自分では為す術がどうにも見当たらない状態でした。

もうダメだと思っていた時に、以前読んだことのあった『うつヌケ』に載っていた宮島先生の病院に行ってみようと思いました。

どうせまたダメかもしれないけれど、有名な人だから話だけでも聞いてみようかなという感じでした。

YSこころのクリニックで聞いたのは、YSメソッドという今まで心療内科などで受けてきた治療とは全く別の方法でした。期待もありつつも本当に大丈夫かな?という気持ちもありました。

家族で取り組むファミリー・サポート・プログラムを受けることを決めて、2日間の集中カリキュラムを夫婦で受診しました。

◆いつも抱いていた未来への不安が消えた◆

そうしたらなんと驚くことに、今まで人生の中でいつも抱いていた未来への不安や恐怖心が自分でも不思議なくらい、すっかり消えてしまったのです。

妻も今まで両親に対して持っていたわだかまりがすっかり消えてしまったということでした。夫婦ふたりで大喜びをしました。

もう今までのようにえも言われぬ不安を抱えることはないと思います。

また、今までイライラしていたポイントで全然イライラしなくなり、両親のことが今まで以上に大好きになって会話も増えました。

とても書ききれないですが、日々自分の変化成長を感じることが出来ています。仕事に対する捉え方も変わり、今までよりも仕事を進めるのが楽になりました。

初診から3週間で寛解し、以前から飲んでいた薬もどんどん減薬できています。

自分のことを責めていた私が、自分のことが大好きになり、気持ちに余裕が持てるようになりました。あんなに死にたいと思っていた私が、今では生きているだけでとても幸せなのだと思えています。