(13)死にたいほどの自責の念が、母の愛で一発解消 坂本敬一さん(仮名・59歳)

(1) うつになって良かった

自分を責める「自責の念」もYSメソッドでは解消可能

うつで苦しんでいる方の多くは、心の中に自分を責める矢印を持っておられます。そんな強い自責の念も、「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)では、解決することが可能です。

今回お届けするのは、死にたいほどの自責の念が治療カリキュラムに取り組むことで解消していかれた方の体験記です。

この体験記の方は、宗教の「教え」が自分の価値観となって自分を縛り、夫婦関係も親子関係も苦しくなっていかれました。

「良い教え」を学べば学ぶほど、「良い教え」を物差しに他人を責め、その反対に、「教え」の通りにできない自分を責めてしまいます。

「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)には、「教え」のようなものは一切ありません。

宗教とは真逆のものです。

すべての答えは、あなたご自身の中にあります。

「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)では、その答えをご自身で掘り当て、アウトプットしていくという手法で、心の苦しみを解消していきます。

もしあなたが心の苦しみを抱えておられるなら、ぜひ一度、「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)のワークを体験してみてください。

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◆仕事の失敗から自分を責めだした◆

私が小学6年生くらいの時、母は私の短気を治そうと、私を連れてある宗教に入りました。その教えが価値観としてずっとあって、公務員となり家庭を持った私は、同じ信仰をもつ妻に「妻とはこうあるべき」という自分の価値観を、大声を張り上げて押しつけていました。

3人の子どもにも夫婦喧嘩を見せて、嫌な思いをさせたでしょう、長男と次男は高校に行かなくなった時期もありました。

短気は治らず仕事優先で、父親としての役目を果たせていなかったと思います。

信仰は一生懸命続けていましたが、教えの通りにできていない自分がいて、結局辞めてしまいました。

不調の始まりは仕事での失敗でした。

その失敗で2日間、一睡もせず自分を責め続けました。

そして今年の3月、定年まで1年を残して退職。

勤めあげれば再任用もあるし、ある程度安定した状況になるのに、辞める決断をしたことを後になってとても後悔しました。福岡に建てた家のローンもかなり残っていて将来が不安になり、死にたい、逃げてしまいたい。

息子二人は成人してからも定職に就かず、幼少の頃の後遺症を引きずっているかのようで、なおさら自分を責めました。

東京に住む子どもたちに協力できればと、九州に妻を残して転居しましたが、気持ちが改善することはありません。自分が責められるあらゆる悪夢を日替わりに見て、それが辛くて辛くて、死にたくなるのです。

両親はすでに亡くなっていて、苦しみを打ち明ける相手は妻だけでしたが、電話しても解決にはなりません。会話が続かず、5分以上は話せませんでした。

◆自責の念が消えた!◆

そこまで落ち込んだとき、「うつ」でネット検索して見つけたのがYSこころのクリニックでした。

私のうつが消えたのは、初めて2日間の集中カリキュラムを受けた時のことです。

母との思い出でワークを進めていたその時、あまりにも深い母からの愛に全身が打ち震え涙が止まらなくなりました。そして、母の本当の気持ちがはっきり見えたのです。私は信仰が重要だと思っていたのですが、信仰はひとつの手段にすぎず、母は私に「良くなってほしい」という切なる願いがあっただけでした。

そうしたら自責の念がボロボロッと消えていき、さらには未来が見え出して不安が消えたんです。

その夜、妻に電話で「自責の念がなくなったよ」と報告しました。嬉しくて、涙まじりに40分ぐらい話しました。

私の変化に驚いた妻は、すぐにYSメソッドを受けてくれ「これしかない!」と私と同じ認識を持ってくれています。

夫婦共通の話題ができて、毎日1時間くらい電話で話すようになりました。

気づけば短気もなくなってしまいました。

今まで息子たちをだめにしたと思っていましたが、これで子どもたちの将来が開けると喜びになりました。

今こういう気持ちになれたのも、母の導きだと思います。

言葉を伝え行動で示し続けようと強く思っています。