統合失調症の息子と美点発見の会話を楽しむ毎日
今回の患者さまは、うつ病から双極性障害そして統合失調症へと進行しながらも、「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)の治療で元気を取り戻し、減薬を進めるまでになられました。
ご一緒にメソッドに取り組まれたお母様からいただいたお喜びの声です。
YSこころのクリニックでは、うつ病だけではなく、統合失調症や依存症、双極性障害など、さまざまな精神疾患の治療をおこなっています。
どのような症状をお持ちであっても、その方が持っている心の自然治癒力を引き出すことで、病の根本原因を解消していくことは可能です。
そのための確かな理論と方法論をもった治療法が、「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)なのです。
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◆うつから双極性障害、そして統合失調症へ◆
今年40歳になる長男は、心療内科の薬を飲み続けて20年になります。
大学2年の時にうつと診断され休学。6年がかりで大学を卒業したものの就職は出来ませんでした。アルバイトも困難なほどの強い疲労感があり、不眠症にも苦しんでいました。
あちこちの心療内科を転々とするうちに、うつは双極性障害へ、そして別の病院では統合失調症と診断されたのです。
いつの頃からか13時間以上の睡眠時間を必要とする体になっていました。医師からも、私の友人からも、早く起きれば自然と早く眠れるようになると言われ母子で傷ついたことも度々でした。
そんな長男を心配して、次男が宮島先生の本を買ってきました。
そのご縁から、昨年9月、YSこころのクリニックを受診しました。
帰宅するなり、問診に睡眠時間13時間以上という項目があった!と上気した顔で話しました。「心のMRI検査」が本当に嬉しい様子でした。
あの日から7ヶ月、13時間以上あった睡眠時間は9時間で済むようになりました。
統合失調症薬のエビリファイ18ミリグラムを始め8種類285ミリグラムの薬を長期長年服用していましたが、今ではエビリファイは0に、6種類117ミリグラムまで減薬が進み、本人も驚いています。
見るからにとても元気になりました。
そして、長い間心の中にあったものを言葉にできるようになって、たくさん私に話しかけてきます。ずっと暗い家庭で辛かったとか、友達ができずに悩んでいた中学、高校時代であったとか、大学生になり、ようやく友人も多くでき、学生生活を楽しんでいた矢先に、心も体も辛くなっていってしまったとか。
◆受講後、多発性関節炎で放せなかった杖がいらなくなった◆
私も息子に勧められて、2日間集中カリキュラムに参加してみました。
その時、私に厳しかった亡き父の、深い深い無償の愛に気づき、感謝の涙が溢れました。そしてどんどん心が軽くなっていくのを実感しました。
実は、私も暗い家庭に育ち、自分でも気づかないまま、傷ついて生きてきたのでした。長男が20年以上も、心の病で苦しみ抜いてきてくれたおかげで、YSメソッドにめぐりあうことができ、母子ともども明るくなることができました。
足が悪い私は、上京の折は杖を使っていましたが、杖は今はいらなくなりました。
息子は週2日、塾の講師のアルバイトをしていますが、生徒さんとのやりとりがとても楽しくなったそうです。
私は認知症気味の主人にも落ち着いて対応できるようになり、家の中に笑いが多くなってきました。
息子と美点発見の会話を毎日楽しんでいます。
本当にありがとうございます。