(3)家族が受けて十日で驚きの変化夫から「自分は治った」の言葉が 加藤春水さん(71歳)

(3) 家族療法で大調和

妻がメソッドを受けて、夫のうつが解消

今回は、ご家族が「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)に取り組まれた結果、患者さまのうつ病が解消した実例をご紹介します。

YSこころのクリニックでは、患者さまご本人が来院できない場合、ご家族がカリキュラムに取り組むことをお勧めしています。

ご本人が来院できず治療を受けられなくても一番身近な存在であるご家族が、患者さまの心の曇りを晴らす太陽になることで、病を解消できるからです。

夫や子どもが心の病になり、黒い雲で心の中がおおわれると、愛するがゆえに、家族も一緒に黒雲の中に入ってしまうケースが多くみられます。

うつの夫の相手をすることに疲れて自分も苦しくなったり、治ってほしいと思うあまり落ち込む相手を責めてしまったりして、その結果、ご家族もご本人も苦しみが増していかれます。

家族は、毎日をすごす日常の場です。ご本人の心にとっての一番の環境要因です。その家族が「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)に取り組み、ご自身の心が太陽のように光に満ちていくと患者さまの心も光りはじめ、心の治癒力があふれるようになります。

今回の寛解カルテは、ご家族の取り組みがどのように患者さまの改善につながっていくのかを、わかりやすく伝えてくれます。

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私の夫は重いうつで、2年間薬を飲んでいましたが、このところずいぶん元気になっていました。そこで薬を減らしたところ、とたんに元気がなくなり、痩せてきて食事の量も3分の1ほどになってしまいました。

その様子がとても心配になり、YSこころのクリニックに行ってほしいと言ったのですが、夫はかたくなに行かないと言い張ります。

理由は、だるくてワークができないこと、過去に触れられたくないからということでした。そんな夫に腹を立てイライラし、私は不安と怒りを抑えられなくなりました。

どうしたら夫をクリニックに導けるかを知りたくて基礎講座に参加したところ、家族が受けても本人が変化することを知り、私が2日間の集中カリキュラムを受けることにしました。

そのワークは素晴らしいものでした。説明も分かりやすく、ゆっくり取り組めるので無理なくできました。

私は両親と夫に愛と感謝の言葉を書き続けました。私の中から愛と感謝の気持ちが溢れ出しました。身体全体にエネルギーが満ちて、幸福感でいっぱいになりました。今の夫の状態には何も問題がないんだとさえ思えました。そして、夫は若い頃から家族のために猛烈に働いてくれていたんだ、ありがたかったなと気づきました。

翌日から毎朝、夫に「夫への愛のメッセージ」を読み上げるようにしました。

すると彼が少しずつ変化しだしました。食欲が出て食べられるようになり、自発的にダンベル運動や階段の上り下りをしたり、庭に出て日光浴も始めました。以前の夫は、悪口や弱音を心の中に閉じ込めて口に出さなかったのに、弱音を吐けるようにもなりました。溜め込んだ心のゴミを吐き出せていると思った私は、その言葉を安心して聞き流せるようになりました。

積極的にお風呂も入るし、食器洗いをしたり、掃除機をかけたりします。

何より嬉しい事は、目に力が出てきて眠れたとも言います。

そして、私がメソッドを受けてから10日目位のある日、「自分はもう治った」と言ったのです。私もそう思います。彼にとっての環境である私が変化したからです。

こんなに効果があるなんて驚きです。カリキュラムを受ける前はここまで変化するとは思いませんでした。

本当にありがとうございます。