No.341 「十数年来のうつから一変!」 ようやく求めていた本物に出会え、天命もはっきりと O・Aさん(岐阜県・44歳・男性)

(1) うつ病・不安障害

投稿日 : 2014年5月21日  No.341

真我メソッド(真我療法)体験談【うつ病改善】

「十数年来のうつから一変!」ようやく求めていた本物に出会え、天命もはっきりと【うつ病改善】

私の真我療法を受けるきっかけは長年のうつ状態の改善でした。
 十数年来の頑固なうつで、当初、会社での人間関係が主な発症の原因でしたが、家庭の事情なども重なり、我慢に我慢を重ねた結果、突然体が動かなくなりました。

 まさか、この自分がうつになるなんて自身でも信じられませんでした。自分だけでなく家族や周りも苦しめる心の病はとても厄介で、様々なことを試しましたが治るには至りませんでした。

心療内科は四件代わり、その都度あらゆる抗うつ剤、睡眠促進剤、精神安定剤を服用しましたが根治できず、逆に副作用に悩まされることも多くありました。うつ関連の書籍は片っ端から読破し、最後には敢えて新任の先生を担当医に選び、自分自らが薬の処方をするほどうつに関して専門家になりました。

カウンセリング、ヒーリング、森田療法、性格分析、断食療法、座禅、瞑想、気功、マインドコントロール、新興宗教に至るまで、様々なことを試しましたが、一時的には良くなる気はするのですが、再発し、結局効果はありませんでした。

あげくは、ある心療心理士の先生から「あなたは年を経る毎に生き辛くなる性格」という宣告を受けるありさまでした。「人生をあきらめなさい」と言われているのと同じです。

全て自業自得、自分の狭い心が原因であったのですが、当時、すべて他人が悪い、世間が悪い、性格が悪い、性格を育てた親が悪いと、最も尊敬する父と、ありったけの愛を注いでくれた母を恨んでしまいました。まったく恐ろしい心でした。

時折襲う自殺願望と戦いながら、やっぱり何とか治したいと思い、七泊八日の内観に行きました。そこでは過去の自分と向き合い、己の親不孝を知り、全てを悟った気になりました。忘れかけていたやる気もみなぎり、仕事もバリバリ出来るようになり、うつも完治したと自分も周囲も安堵しました。

一年後、二回目の内観に行き、歯止めをしたつもりでした。
その後、多少の辛さは大丈夫でしたが、やがて限界を超えると、今まで以上に深い苦しみの泥沼に引きずり込まれました。「やっぱりダメだ」と絶望を覚えました。

それでも内観に救いを求め、更に重ねて二回内観を試みました。合計四回の内観でしたが、改善するどころか、(意味のあることでしたが)生きる目的は何か、死んだらどうなるか等、益々悩みが深くなりました。

インドの聖人ラハナ・マハルシの本を読んでいて「真我」という言葉が気になり、ネットで検索したところ『真我療法』の存在を知りました。「これが最後だ。これでだめなら出家して悟りを開くしかない。それ以外自分の生きる道はない」と堅く決意し、即座に真我療法カウンセリングを申し込みました。

わずか二日の短時間の真我療法カウンセリングで、心の変化があるのかどうか、実際のところ半信半疑でした。

しかし、真我療法カウンセリングが始まって二、三時間で、その不安は吹き飛びました。「凄い」の一言でした。外に求めていた黄金が、実はこの自分の中にあったのでした。生まれてはじめて大量の涙を流しました。

喜び一杯で岐路に着く新幹線で「ようやく求めていた本物に出会えた」と更に体中からモリモリと、更なる喜びが湧き上がる感触は忘れられません。瞬時の感動を味わうことは、内観などでも可能かも知れませんが、やがて冷え切ってしまうのです。

真我療法では、あの感覚が受診後もよみがえるのと、波はあるものの大局をみると確実に心が向上することです。

「如何なる逆境にさいなまれても、報恩感謝の気持ちでいられること」を目的とした内観は、俗世間を離れた世捨てをしない限り、現代社会では維持が困難です。

それは、内観やその他の方法では心の浅いところに留まるのに対して、真我療法のベースが宇宙の真理そのものであるからと言えます。
受診後の変化は数限りなくあります。

一番嬉しいのは、常に緊張状態から一変して他人が気にならない自分中心になりました。これは自我の自己中心とは違う、真我中心(宇宙と一つ)のとても落ち着いた平穏な心になったのです。過去にはなかった感謝の気持ちが自然にわき出ます。見向きもしなかった家の掃除、洗濯、料理の手伝いも喜んでできるのは、自分でも驚きです。

 家族の変化は明確に分かります。鏡の法則とはよく言ったもので、特に子供のはしゃぎ様はこちらが笑いが止まりません。家内も私の顔つきが若返ったと、喜び、直ぐに受講の申し込みをしました。各々の部屋で寝ていた家族が、いつの間にか一つの部屋で寄り添って寝るようになりました。

また、疎遠になりかけていた人が遊びに来たり、周りにも見えない多くの良い影響があります。また景色が変って見えます。目に映る自然の美しさが眩しくて感動を覚えます。子供の頃の心です。

更に最近では、起こる問題を悩むより、何かのメッセージであるので、まず良かったと思い、後でその理由を探す楽しみとして受け止めるようになりました。いずれ無意識にこれができる様になれば敵がいなくなるどころか、ありとあるゆる人・物・出来事が私の応援者であり、味方となって日に日により幸せになることは間違いありません。

 天命もはっきりとしてきました。これからがとても楽しみです。やっと求めていた本当の自分に出会うことができました。

佐藤康行顧問をはじめ真我療法士の方々、スタッフの皆さん、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。