No.87 葛藤だらけの心は妄想で、事実は違うとこがわかった 長野県・47歳・男性

(1) 真我瞑想での気付き

投稿日 : 2014年4月20日 No.87

 受講後、真我瞑想を毎日続けています(一日だけ二日酔いでサボりましたが……)。

私は、自営なので、朝出社して仕事場のイスに座って瞑想しています。朝は必ず真我瞑想15分+黙想15分、帰る時にはなるべく真我瞑想を20~30分、寝る前の入浴時にお風呂で適当な時間、そのほか気持ちがざわついたりしたときに細切れ時間で瞑想をしています。

 受講生のみなさんの体験談にあるような劇的&感動的な変化は、私自身、あまり感じているとは思えませんが、手放したかった自我意識、保身、見栄、ヘンなプライド、自虐・自責……など、無くなりはしませんが、日々薄くなっているのは感じられます。

 中でも、まず要らないモノを捨てたいと感じるようになりました。その所為か、身の周りを少しずつですが片付けています。心と頭がゴチャゴチャで捨てなきゃいけないモノを溜め込んでいたからなのか? だから身辺もゴチャゴチャだったのか? 整理整頓ダメ男クン&モノグサな私なので、時間はかかる模様です(笑)が、片付け始めています。

 実は、以前より、やる気や喜びの心を呼び覚ます「三つの黙想」を知っていたので、たまに試していましたが、イマイチ感覚が掴めていませんでした。

 「真我瞑想コース」を受講して、「ほんの少しでも湧いた喜び・感謝・ヤル気を言葉で認める」「そして小さな心の変化を大きく大きく認め膨らませていく」、この点が腑に落ち、体感できました。

 今まで、朝ヤル気を出すのが大変で、「今日もまた不安な一日が始まっていくのか……」と、そんな気持ちで一日がスタートしていました。だから実際にその方向に流れていったような気がしています。今は、多少のことがあっても真我瞑想すると短時間で自分を取り戻せ、落ち込んでも以前より引きずらず、あまり自分を責めなくなってきました。

 また、何かビジョンや取り組まなければならないことに対して、前は、心の中で「無理だ」「ダメだ」「遅すぎる」「怖い」そんな言葉を無意識に呟いていました。
しかし、心はコントロールできる、そしてそのハンドルを切るのは言葉です。
日常生活の中でネガティブな発想、マイナスの気持ちが湧くにつけ、今はその瞬間に目を閉じ「無い! ○○」を唱え、その存在を認めたうえで消すようにしています。

 ここ最近では、このようにマイナスな発想、感情が湧くと、意識せず無意識に「無い! ○○」と瞑想をしていることがあります。
私は、自分の心の中に積み上げてきた沢山の障壁をずっと気合や根性で突き破ろうとしていました。

 なので葛藤だらけでした。破れない自分を責め苦しめていました。
しかし今、気づいたことは、心の壁は突き破るのではなく、認めると消えていく、言葉で表すとそんな感覚でしょうか。というか、本当は障壁は何処にも無いことに気がつきました。

 現実面での行動を阻害しているものは私の心の中の障壁(あるいは制限)で、私の足を引っ張ってきた過去と未来への不安など、実は何処にも無かったのです。あるとしたら、それは私が勝手に自分の脳の中で作り出している出来事だったのでしょう。

 現象面での壁(正確に言うと自分が作り出している妄想)は、心の中の壁を消すことで消していける。消すというより本当は無かったという事実を認めていく。私の目の前に起こっている現象は実は私の心のフィルムが映し出されている。

 これらのことも、頭では理解できていたのですが、瞑想を続けているうちに腑に落ちてきました。

 言葉の力を使って壁は無かったという事実を認めていけると思うと、今まで諦めていたことが随分とできるような気がしています。

 まだまだ若葉マークの付いた真我瞑想見習い運転中の私ですが、瞑想の価値は受講後の実践を通じて理解できてきたつもりです。

 「自分だけが助かりたい」そんな小さな心で向き合ってきた真我開発でした。
「自分を守りたい」から「本当の愛に目覚める」。一瞬でも早く、もう既に「本当の愛に目覚めている」という、その事実を認められるよう日々真我瞑想を続けて、小さな変化を大きく認め、心と現象面の変化を楽しんでいこうと思います。