統合失調症の妄想や幻聴も解消可能
今回は、20年間統合失調症で追跡迫害妄想や幻聴に苦しんでいた方が、4ヵ月の治療で寛解された経験をお伝えします。
「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)での治療をこれから始めようとする方むけに、当院では「心のしくみ教室」を開催し、WEB講座としてもご提供しています。
「心のしくみ教室」では、「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)がなぜ心の治療に有効なのか、理論と方法、実証例を丁寧にお伝えしています。
メソッドの治療効果をご自身でじっくり検証できる機会としていただけます。
あなたの疑問が、すべて解消される教室です。
ご関心をお持ちの方は、YSこころのクリニックまでお問合わせください。
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◆薬の処方後に症状が悪化◆
大学卒業後、東京で公務員として働いていましたが、20年ほど前に原因不明の変調をきたし、統合失調症の診断を受けました。追跡迫害妄想や幻聴、原因不明の重苦しい感覚や不安・焦燥感があり薬を飲みながら精神科に通院していました。1日あたり17種類の薬を処方され、はっきり申し上げて薬の処方前よりも症状は悪化しました。
当時、母は「この子は薬で殺される」と思ったそうです。
私は本能的に「薬は治療にならない、自分の生命力や能力を制限しているだけだ」と直感していましたので、医師にかけ合って薬を減らす努力をしました。
今思えば、これはとても正しい判断でした。
医師から紹介された本には、統合失調症は治癒するという概念がなく、寛解するのは60歳以降と書かれていて、「馬鹿にしている」と思いました。
しかし、当時は精神医療のシステムに乗っかるしかありません。
この20年で病院もいろいろまわりました。
断薬のために栄養療法のクリニック3ヵ所にかかった時期もありました。
なんとかこの状況から脱出しようと、親子で占い師や霊能者、陰陽師などにも頼って、もがきにもがきました。それだけで合計300万円以上費やしました。
薬は毒だということが分かり自己流で断薬したのですが、異常行動を取ったため2回ほど医療保護入院になりました。
行き詰まりを感じていた時、YSこころのクリニックのホームページにたどりついた私は、さっそく佐藤康行先生の著書を読みました。
◆自分をいじめることをやめた◆
本の中に「完璧愛ポスト」というワークがあり、テーマを「統合失調症」に設定して実際に行ってみました。
不思議なことに、書いているうちに涙が出てきて「なんでだろう?」と思ったのを覚えています。
今思えば、これは佐藤先生の本を手にした時点で、自分の中にある本当の自分が表に現れてきて、問題解決に向けて全てが動いたためでした。
YSメソッドを受け、私は心の中で自分をいじめることをやめました。
そして、他の人を恨んだり憎んだりするのも自分をいじめていることだと気づきました。
先の見えない20年を苦しんできましたが、治療を始めて4ヵ月くらいで寛解の診断を受け、以前は15mg服用していたジプレキサという薬の服薬量は2mgにまで減りました。
今後は断薬の予定で、診察と復習プログラムを受けながら、完全回復と再発予防を同時に進めてゆきます。
それから本格的に求職活動をして、将来は農業に携わるのが希望です。
これまでの20年間で障害者、特に精神障害者として苦労している人々の気持ちが分かりました。
健康のためには、心、考え方、食べ物が欠かせないので、農業と障害者福祉をからめた仕事ができればと思っています。
YSメソッドに出会えて本当に良かったです。
ありがとうございます。