投稿日 : 2014年6月25日 No.510
【心の問題解決!】体験談
本当の自分に目覚めて、引きこもりを捨てた!
佐藤康行先生は、私のためにこれ以上ないぐらいの力強さで、話をしてくれました。
「自分のことを、これだけ真剣に考えてくれる人がいるんだ」と感激し、胸がいっぱいになりました。
「実はですね、父親といろいろありまして」と、苦しんでいることは伝えました。
ただ、最後まで一年引きこもっているということは言えませんでした。
この人を信じてみようという思いで、翌日からの研修を申し込みました。
当日、途中で家に引き返そうかと思いました。
自分が変わってしまうのでは、という恐怖があってビケビクしていたのです。
しかし、途中で「待てよ」と思ったんです。
「このまま帰ったら、またあの布団にもぐりこむ日々に戻ることになる。
それは嫌だな。じゃあ、何で行くのが怖いんだろう。。」
心の中で自問自答しました。
「おかしくなりたくないんだ。でも、今、十分おかしいじゃないか。引きこもっで外に出られないんだから。これ以上、おかしくなんかならないぞ」次から次へと、いろいろなことが頭に浮かんできます。
「死んだらどうしよう。まだ、死にたくない」普段、「死にたい」と思っていた私が、そう思ったのです。
「自分は今まで、命がけで何かをしたことがあっただろうか。限界まで死ぬ思いでやったらどうなるのだろう。もし、本当に研修がすばらしかったら、全力でやった八刀、喜びで返ってくるじゃないか」「俺の命、一回、清算しよう。今までの人生にけりをつけるんだ。命がけで取り組んでみよう」と決心し、研修に望んだのです。
研修の体感はすごいの一言です。
状況は何一つ変わっていませんが、受ける前と後とでは天と地ほどの差があります。
体の変化としては、いつもはギュッと上から押される感じだった、布団で寝た時のお腹にかかるストレスの重みがゼ口だったことです。本当に驚きました。
「何だこれは。こんなに体って軽いのか。眠れるってこんなに幸せなことなんだな」と、至福の眠りにつけたのです。
生まれ変わった自分を実感しました。
考え方も大きく変わりました。
以前の私は、「社会に出て、お金を稼げる人が凄い人だ」と思いこんで生きていました。
高卒なので、大卒の人に対してコンプレックスもありました。
それまでも父を嫌っていたのですが、父の会社に就職していた時、あまりの厳しさに、「父は自分のことを全く認めてくれていないんだ」という不満感が、今まで以上に湧いてきました。
そして私は、「もっと凄い人にならなければいけない」、「社会により認められなければいけない」と、毎日追い立てられるような思いをしていたのです。
ところが研修受講後は、あれほど心の底から恨んでいた父に対しても、心から「ありがとう」と口に出して言いたくなりました。
「育ててくれでありがとう」、「心配してくれていたんだね。だから厳しくなっていたんだね」、「僕に期待をしてくれていたんだね」そんな思いが、次々とあふれ出て来ました。
父の子であることに感謝さえしました。
その後、アルバイトをして過ごしていましたが、「どん底の自分をここまで蘇らせた『本当の自分』のことを証明したい」という思いが強くでできて、真剣に勉強したいと思うようになりました。
自分を生かせる仕事はなんだろうと考えたのです。
そこで、カウンセリングの学校へ行くようになったのです。
でも、そこを早く卒業するためには、現状の勤務体系では無理だったのです。
そこで、会社をいったん辞めて、その会社から現場の仕事を分けてもらいながら勉強したのです。不安はありました。収入がガクッと下がりますから。
でも、とにかく卒業するまでは何としてもやり遂げようと思いました。
でも、やるしかないと思ったのです。
知りたかったんです、どうすれば自分が人の役に立っかを。
引きこもっていた経験を生かした仕事がしたい。
カウンセリングを勉強すれば、何かがわかるんじゃないかと思ったわけです。
「ここで勉強したい」と決めた時、スパッと仕事を捨てられたんです。