No.481 「親父を必ずぶっ殺してやる」という関係が、酒を酌み交わせる関係に!! 東京都・31歳・男性

(1) 親子

投稿日 : 2014年6月15日 No.481

【親子関係問題解決!】体験談

「親父を必ずぶっ殺してやる」という関係が、酒を酌み交わせる関係に!!

 私の今までの生き方は、かっこつけの人生というか、業(ごう)の部分を抑えた人生ということができます。

 というのも、私が幼い頃から、両親の夫婦仲が悪く、いつも喧嘩ばかりしていたのです。

 私はそれを見て育ちましたので、絶対に結婚はしない、そして、大きくなったら父よりも強くなって、親父をぶっ殺してやる、そう思っていました。

 母親のことはとても愛していたのですが、その母も、父に愛想をつかして出ていってしまいました。ですから、母親に対しても恨みが湧きました。

 でも、生きていれば必ずまた出会えて、そして、あの頃のことを言える時がくると思っていました。ところが、私が二十歳の頃に母はガンで帰らぬ人になってしまいました。

 俺は文句も言えないのか、文句を言いたいけれど言えない、何で死んでしまったのかと思いました。

 このことで、父に対して恨みが倍増しました。必ずぶっ殺してやると。

 その思いがドンドンドンドン蓄積していきました。ですから、会社に行っても人間関係がうまくいかない。

 お金がほしい。だけど、お金が入らない。仕事は人間関係ですから、ドンドンドンドン借金がふくらむわけです。

 ある時会社で、父に対する憎しみが湧き上がるような、一番言われたくないことを言われました。

 そうしたら、ぶっ殺してやるという思いをずっと抑えていたんですけど、その思いが再び出てきまして、どうにもこうにも抑えられなくなってしまいました。

 道を歩いていても、何をしていても、殺してやりたいという気持ちしか出てこなくなったのです。まずいと思いました。これでは仕事も出来ないと感じ、辞職しました。

 このままでは殺人犯になってしまう。頭では、そうわかっていました。しかし殺したい。

 そんな頃、未来内観コースを受けたのです。この講座を真剣に受けました、人生がかかっていますから。

 真我に目覚めた時、「本当に応援してくれたのは両親だったんだ」そう、感じました。両親のお蔭だと本当に思います。真我に出会うまでは、両親と向き合うことをしてきませんでした。

 それが今では、親父と酒を酌み交わすような関係になりました。この間、親父の誕生会を開きました。自分はこんなにまで変わったのかと思いました。

 真我に目覚めなければ、おそらく刑務所に入っていただろうと思います。

 今は素敵な女性と結婚し、幸せに暮らしています。 これが私の体験談です。