No.208 27年悩み続けた義姉との問題が、スッキリ解消した 40代・女性

(2) 夫婦・家族

投稿日 : 2014年4月30日 No.208

真我メソッド(真我療法)体験談

27年悩み続けた義姉との問題が、スッキリ解消した

 真我開発講座を初めて受講したのは、確か2007年12月中ごろだったと思います。

 最初の受講のきっかけは2人の弟のことで悩んでいたからです。

 下の弟の会社が倒産してしまい、借金を私が支払うことになり、弟はうつっぽくなり、仕事もせず、彼の2人の子どももまだ小さく、この先どうしてよいかわからく彼も私も苦しかったこと、そしてもう1人の上の弟は、19歳のときから統合失調症という病気で、両親亡き後、私が親代わりでしたが、その弟には統合失調症以外の病気、怪我で週に何度も入院先の病院から連絡が入り呼び出され、何でこの2人の弟にこんなに苦しめられるのだろうという思いで、自分の家族にも迷惑をかけてしまうし、私はどうしたらよいのだろうと、この先幸せな人生はあるのだろうかと悩み苦しんでいました。

 ある日、ある人のメールに添付されていた心の学校に電話し、基礎編を受け、受講を決めました。

 それまでも義妹(夫の妹)のことで悩んだりしていたので様々な宗教にも助けを求めたり、精神的な本、手にとった本もすべて読みましたが、悩みの解決にはなりませんでした。

 未来内観コースを受講して、すべてが愛、そして自分の使命が明確になりました。2人の弟については、感謝に変わりました。

 その後、宇宙無限力体得コースを受けました。なぜ受けたかというと、義妹のことで夫と結婚する前から悩んでいたのですが、結婚してから彼女の態度はさらにエスカレートし、遠慮がなくなり、私は日々傷ついていました。

 夫に相談しても私が怒られるだけでした。夫との仲も次第にギクシャクしていきました。

 未来内観コースでは時間の関係で義妹のことはできなかったので、助けを求めるかのように宇宙無限力体得コースを受けました。

 受講後、以前よりはだいぶ捉え方が変わっていきました。ただ、その後何もしていなかったので、時間が経ってくるとまた元に近い状態になっていました。

 そしてその後は「義妹を愛せる自分になりたい」との想いが主になり、受講を続けていきました。

 また、会社を倒産させた弟にも変わってもらいたい、しかし、人は変えられない、自分を変えるしかないと思い、受講を続けました。

 時として、他の人はすぐに変化しているのに自分は変化が少ないのでは? と悩むこともありました。

 素直に「ごめんなさい」「ありがとう」と言えばいいのかもしれませんが、私は相当な頑固者で、それと「言って後悔しないだろうか?」という思いもあり、言えないでいました。

 弟には言えましたが、義妹には言えませんでした。素直になれませんでした。

 真我は開いているのに、時間が経過するとまた義妹への重い心がのしかかります。苦しい、助けて、これでもかこれでもかとセミナーを受けました。

 自分の変化はあまり気づきませんでしたが、下の弟はどんどん変化していきました。

 仕事もしっかり行けるようになり、今では新しい家族も増えました。

 弟の変化、成長を見て、私自身もやはり成長させていただいているのだと、気づかせていただくこともありました。

 今年の2月に佐藤学長の真我医療セミナーを受講しました。

 上の弟が病気で亡くなったこともあり、どうしても受けたくて行きました。

 その時のワークで私は、母親に対してトラウマはもう無いと思っていましたが、私の病気(経過観察中)の原因が「母に愛されたかった」という心があったことに気づかせていただきました。

 私は十分に愛されて生きてきたと思っていました。私の中にこのような心があったことは、本当に驚きでした。でも本当の心だったのです。

 それがあったのだと本当にわかりました。もう昔のことなので忘れていましたが、父母は私が物心つく頃からよく喧嘩をしていました。私は、顔も性格も父親に似ているそうで、母は私に「本当にお父さんにそっくりだね」と言って嫌味っぽく言われたこともありました。

 そして2人の弟たちは年下ということもあってか、とてもかわいがられていたように思われました。

 私は「愛されていない」と確かにそのとき思っていました。その後私が28歳のとき母は交通事故で突然に他界しました。

 私はあまりに突然のことで、すごく悲しくさみしい気持ちでしたが、感情を表面に出さずにずっと心にフタをしたまま人生を送っていました。受講後、2、3日頭が痛くなりました。

 義妹は幼少のときに母親を亡くしています。私は大人になるまで両親と何不自由なく生きてこられたと思っていたのに、このような心がありました。

 義妹にはもっともっとこのような心はあるのではないか?と思いました。ちなみに経過観察の箇所は子宮です。

 そして3月に静岡で開催された受講生の多澤優さん(ペンネーム)の出版記念講演会に参加させていただきました。

 講演会を企画した主催者さんの熱烈なお誘いもあり、他の講座に予約を入れてありましたが、最初はお手伝いのつもりでこちらの講演会に参加することにしました。

 フタを開けたら、私は夫に対して「ごめんなさい、ありがとう」と言っていました。その日から、夫への感謝の気持ちが深まりました。

 講演会後の懇親会の時に横から聞こえた夫の話し声を聞いて、深く家族や私の事を愛してくれて、守ってくれていたとさらに確信が深まり、感謝の気持ちで心がすごく軽く幸せに感じました。

 日に日に義妹のことも私を真我へ導くためだったのだと確信が強くなっていきました。そしてその気持ちにフタをしてもダメでした。

 確信が強まっていきました。我慢できなくなり、ついに義妹に電話し、その日のうちに会い、「今まで、ありがとう、これからもよろしくお願いします」と言い、握手しました。

 それを一番に夫に報告しました。とても嬉しそうでした。今まで長く苦しんできましたが、これでよかったのだと思いました。そして、「ありがとう、だから良くなる」だと思いました。

 すべて完璧だと思えました。そうとしか思えなくなりました。夫と私、二人とも(もしかしたら義妹も)同じで苦しかった。

そして今は喜びとなりました。最近、親戚のお葬式が3軒ほど続いてありました。

 そのなかでふと耳にしたのが、義妹の問題でした。さまざまな人がやはり義妹の行いについて問題視しているのがわかりました。

 私だけが悩んでいたと思っていました。と同時に義妹も苦しんで愛を求めているように見えました。この人を真我に導きたい、そう思いました。

 今までも私に対して愛を求めていたのだと思います。ただ、私は気づいてあげられませんでした。

 一番嫌なことをされてきたので、どちらかというと、避けたいと思っていました。

 しかし今は見え方がまったく違っています。愛を求めている、そのようにしか見えないのです。

 振り返ると27年もの間悩んでいた義妹の問題は問題ではなくなりました。

 真我と出逢って5年経過しましたが、私は真我と出逢っていなかったら、自殺していたかもしれません。

 そして周りの協力者のみなさんを恨んで一生を終えていたことと思います。

 亡くなった弟にも数年ではありますが感謝の気持ちで接していられたこと、本当によかったです。

 そして今では(まだまだかもしれませんが)すべてに感謝できるようになっている自分も大好きです。

 そしてみなさんが協力者であることがわかってきて、なんて有り難いのだろうと思っています。

 まだまだ感謝が足りないとは思っています。なのでもっともっと真我を追究していきたいと思います。

 初めて受講したときから私の心の世界は変わりました。起きていることは同じでも、捉え方が変わってきました。

 そして受講するたびに確信は強まってきました。

 私のように悩みの根が深く、頑固者でもトンネルの暗闇から抜けることができたのです。

 また暗闇と思えるトンネルが現れてきたとしても光でその暗闇は消せると確信しています。今まで経験してきたことはすべて無駄ではなかったと思います。

 あえて遠回りをさせていただいたと思います。

 一番重たかった義妹というバーベルは「ありがとう」と言えたこと、行動することがきっかけで一気に持ち上げられたのだと思います。

 そのきっかけを作ってくれた静岡のS夫妻、多澤優さんご家族のみなさま本当にありがとうございます。

 そして人生を救ってくれた佐藤先生をはじめ、心の学校のスタッフのみなさま、そしてすべての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

 「本当にありがとうございます」すべては愛でした。

 これからもどうぞ宜しくお願いします。