No.204 うつのドン底から人生が好転し、32年ぶりに母と奇跡の再開 香川県・32歳・男性

(1) うつ病・不安障害

投稿日 : 2014年4月30日 No.204

うつ病克服!奇跡の体験談

うつのドン底から人生が好転し、32年ぶりに母と奇跡の再開

 昨年の12月に、大阪で初めて未来内観コースを受講し、止まっていた私自身の人生が180度変化し、大きく動き出しました。

 仕事中(当時、建築工事の現場監督をしていました)に現場の仕上げの大切な段階で鬱が再発し、極限状態の中、死を覚悟し、香川から広島の地へ向かいました。

 しかし、一週間のうちに広島県警に保護され、香川へ連れ戻されました。家族や親族、職場の方、多くの方に心配をかけました。

 迷惑をかける形で会社を辞め、丸2年間、自分自身を責めに責め続けました。

 人生のどん底でした。そして、精神状態が落ち着いた頃、心療内科の先生に再就職したいという旨を伝え、傷病手当金を打ちきり決意するも「また鬱が出て、人に迷惑をかけるのではないか、本当に自分は社会でやっていけるのだろうか」という不安や恐怖から、どうしても新しい一歩を踏み出せませんでした。

 現場を飛び出して2年目となる昨年の11月に、大好きだった祖父の7回忌の法事がありました。

 私の事をずっと見ていたお寺の御住職が、私に「たった2日であなたを神に目覚めさせてみせる」という佐藤学長の本とアイジーエーの存在を教えてくれました。

 怪しい宗教か何かかなという思いもありました。受講料も丸2年仕事をしておらず、貯蓄の底が見えていた私にとっては、考えさせられるものでした。

 しかし、当時の私に他の道もなく、幼い頃からお世話になり、尊敬できる御住職の話であったことと、祖父の7回忌であったというところに強い縁を感じ、受講を決意しました。

 未来内観コースを受講し、講座中に「あなたの真我は開かれました」と講師に言われても、何の実感も湧きませんでしたが、受講後、大きな変化がありました。

 当時の私の感覚で出逢いが変わったと感じました。出逢う方々が素晴らしい方ばかりなのです。

 自分の事を人に話すことが怖くてできなかった私が、相手に自身の現状を素直にありのまま伝えると、親身になって話を聞いてくれ、手を差し伸べようとしてくれました。

 涙が出るような思いでした。こんなどうしようもない自分を助けてくれようとしている。

 気がつくと、自分をもっと高めよう、自身を変えていくきっかけを与えてくれる存在に出逢おうと、外へ向かっている自分がそこに居ました。

 後からですが、自分自身が本当の自分(真我)に目覚め、変化しているのだと感じました。

 そして、1月14日に行われる佐藤学長の大阪での応用編に向け、気持ちを整理しようと自分の部屋を掃除していると、育児記録が出てきました。

 そこには生まれたばかりの私に当てた母の素直な気持ちが詩に記されていました。

 もう何年も前に祖母に渡されて読んでも何も感じなかった私でしたが、その再会はあまりに衝撃的なものでした。

 感極まり、涙が止まりませんでした。全ては準備されていたのです。

 学長の応用編参加後に、受講させていただいた宇宙無限力体得コースは、私にとってあまりにも強烈なものでした。

 私の育った家庭は、私が生まれて間もなく両親が離縁し、私は父方に引き取られ、祖父母、父、私の4人家族でした。

 当時父はギャンブルで借金を抱え、仕事もうまくいかず、自分自身の人生で精一杯でした。

 幼い私に手をあげることもよくありました。気がつくと、自分の意見を言えず、自分の思いを殺して人目ばかり気にしている私が居ました。

 母親がいないことで、同級生にからかわれたこともありました。しかし、不思議と母に対する感情は何一つありませんでした。恨みや憎しみもなければ、会いたいという気持ちも湧いてきませんでした。

 しかし、講座で私の中に眠っている本当の自分を引き出していただくと、そこには母を求めている本当の私の心(真我)がありました。

 本当は母親の愛情が欲しいのに、私は祖母に気を使っていたようです。

 私が母を求めてしまったら、いったいこの人(祖母)はどうなってしまうのだろう。

 壊れてしまうのではないだろうかという思いから、自分の本当の気持ちに蓋をしていたことに気がつきました。

 講座で自分自身の素晴らしさに気づき、その素晴らしい命と人生を与えてくれた両親の素晴らしさに気づき、ご先祖様、宇宙と全てが繋がっていきました。

 問題だと捉えていたのは私の心であり、そこには愛しかないということを身をもって実感することができました。

 私のこれまでの記憶そのものが書き変わった瞬間でした。

 受講後、すぐ母への気持ちを手紙にし、母へ渡すことができました。

 記載しておいた私の連絡先へ「今日にでも会えませんか?」とメールが届いたのです。

 そして本当に32年越しに母と親子としての再会を果たすことができました。母は32年間、私のことを心配し続けていたことを知りました。

 こうと一度決めたらやり貫こうとする私の性分は、母から受け継いでいたものだと気がつきました。そして、本当に素晴らしい母の姿がそこにありました。

 本当に尊く、濃厚な時間を過ごすことができました。本当に感謝です。先日、母と友人と三人で温泉へ行く事もできました。

 母に嫌悪感を示し続けていた祖母も「お前をこの世へ送り出してくれた人だ」と受け入れてくれました。

 周囲全てが変化しているように感じました。また、同時期に迷惑をかけてしまった会社の先輩(鬱の引き金となった方)から私の携帯へ連絡があり、営業所で会うことになりました。

 これまでの私なら、声を聞いた時点で萎縮してしまい、会うことなど到底考えもつかなかったことです。しかし、不思議と「これはチャンスだ」と感じたのです。

 営業所には、これまでお世話になった先輩方が大勢おられ、心配や迷惑をかけたことを謝り、お世話になった感謝の気持ちを心から伝えることができました。

 そこで言われたことは、私の会社への復帰を望む先輩方の温かい声でした。

 あれ程心配と迷惑をかけながら、尚帰ってこいと言ってくれるのです。

 その翌日また、その先輩から連絡があり、ひょんなことから本社へ行く事になりました。「これはチャンスだ、会社に対して謝れる、感謝の気持ちを伝えられる」と思いました。

 駐車場で先輩を待っていると、常務、専務、社長と一人ずつ私の目の前に現れるのです。
 社長もいつでも帰ってこいと言ってくれました。ここでも全ては準備されていました。

 その後、天使の光コース、真我瞑想コースを受講し、自分が天から与えられた役割、使命・天命が明らかになりました。

 私がこれまで人間関係で悩み苦しみ、常に手を差し伸べてくれる温かい存在がいたという自分自身の人生の中に全てが記されていました。

 私自身の真我を開き続け、私の目に映る困っている人に私自身が光となって手を差し伸べることだと感じたのです。

 それに人生を捧げることが、私にとって、また私と繋がっている全ての存在にとっての幸せへの道だと感じたのです。来月は待ちに待ったプロカウンセラー講座に参加させていただく予定です。

 佐藤学長は全人類、全世界に責任を持たれていると聞かされました。何一つとして理解できていない私ですが、学長が全人類約71億人を背負われるのならば、私がそれを背負わずして他の誰が背負うのかと感じました。

 この素晴らしい真我を伝えていきたい、そう思いました。

 学長が命をかけて開かれた講座によって何度も失った私の生命は再生され、これまでの人生の出来事全てが繋がって、今の私があります。

 本当に感謝です。ありがとうございます。