YSメソッドで回復した方の常用句は「うつ病になってよかった」
「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)の治療によって寛解された多くの方が、「うつ病になって良かった」とおっしゃいます。
「うつ病が治って良かった」ではなく、「うつ病になって良かった」なのです。
それはなぜなのか?
その秘密を、今回の体験記でお読みいただけます。
この寛解者の方がうつになった原因は、「仕事のプレッシャーと人間関係で気遣いしすぎたこと」でした。しかしこれは、あくまでも「環境原因」であって、環境原因だけではうつ病は発症しません。
心の中にある何らかの葛藤が、「根本原因」として存在し、「環境原因」と「根本原因」が掛け合わさったときに、病を引き起こします。
この方にとっての「根本原因」は、自分を厳しく育てたお父さんの暴力や言動でした。
「上司は私の父に似てかなり怒る人だったので、その父と重なって症状が悪化してしまったのかも知れません」というこの方の言葉通りのことが、心の中で起きていたのです。
ですから、「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)にとりくむことで、お父さんの暴言や暴力が、「私を立派な大人に成長してほしいが故の愛の鞭であった」という気づきが出てきたときに、心の中のお父さん像が「暴言と暴力の人」から「自分を愛してくれた人」へと変わったのです。
このように、心の中のお父さん像が変化し、お父さんを肯定できるようになると、今の環境と人間関係のとらえ方も変化します。
だからこそ、うつの原因だった上司に対しても、感謝の心が湧いてくるようになられたのです。
「うつ病になって良かった」
「うつ病は自分の生き方や考え方を変えるように天が教えてくれたメッセージ」
これは、「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)の治療に取り組まれた多くの方が口にされる言葉です。
「佐藤康行 真我メソッド」(YSメソッド)は、うつ病をきっかけとして、あなたの人生を好転させることができる、心の治療にとどまらないメソッドなのです。
◆仕事が手につかなくなり3ヶ月の休職へ◆
私がうつ病を発症した原因は、仕事のプレッシャーと人間関係で気遣いしすぎたことでした。近くのクリニックで薬を処方してもらい、仕事に苦痛を感じながら治療していましたが、症状も薬の副作用もひどくなるばかり…。
会社も休みがちになり、心配した上司がくれたのが宮島先生の本でした。
この先生のところなら、薬を使わないで病気を治すことができる。
そう思ってYSこころのクリニックに行きました。
早速60分の無料カウンセリングと初診を受けましたが、その時はYSメソッドが本当に効果があるのか信じられず、金銭的なこともあり即決しませんでした。
その後、症状はさらに悪化し、ますます仕事は手につかなくなり、会社にも行けない状態になってしまいました。
上司からは休職を促され、私は3ヶ月間の休職に入ることに。
頭の片すみでは、「90日で90%のうつ病が寛解するYSメソッド」のことが気になっていて、休職が3ヶ月として、90日で寛解できたら……と、藁にもすがる思いでYSメソッドを申込みました。
最初に受けた2日間集中カリキュラムで、自分の気持ちを掘り下げていくうちに、自身のまわりにはとても素敵な人たちばかりいること、大好きな仕事とめぐり会えたこと、自分はとても幸せなんだという心に気づきました。
そして、小さな頃から私を厳しく育てた父の暴力や言動は、私を立派な大人に成長してほしいが故の、愛の鞭であったことに気がついたのです。
その時、とても胸が熱くなりました。
◆充実した毎日を過ごせるようになった!◆
次の2日間集中カリキュラムで自分の心を掘り下げていくと、その想いが確信につながりました。
今までとは世界が変わり、すべての人たちに感謝の気持ちがいっぱいになりました。満員電車やバスでもイライラしなくなっていて、帰りに妻に電話を入れたのですが思わず笑顔がこぼれて、そんな自分をとても愛しく思い、涙が出てきました。
うつ病は予定よりも2ヶ月以上も早く、1ヶ月足らずで寛解してしまいました。これには驚きましたが、とても嬉しかったです。
今思うと、上司は私の父に似てかなり怒る人だったので、その父と重なって症状が悪化してしまったのかも知れません。
でも宮島先生の本をくれたのは、他ならぬその上司だったのです。
今ではその上司の方にもすごく感謝しています。
それからはさらにカリキュラムを受け続け、佐藤康行先生の講演会に参加させて頂き、書籍を読ませていただいたりして、とても充実した毎日を送っています。
今になって思えば、うつ病は私の生き方や考え方を変えるように天が教えてくれたメッセージのような気がします。
うつになって良かったとさえ思えます。
万全な状態で復職し、会社や仲間に恩返しをすることがこれからの目標です。