No.692 執着心・価値観・うつ病の薬を捨てた T・M(兵庫県・39歳・男性)

(1) うつ病・不安障害

投稿日 : 2014年8月3日 No.692

真我メソッド(真我療法)体験談【うつ病回復】

【うつ病回復体験談】執着心・価値観・うつ病の薬を捨てた

★Before セミナー受講前

自己中心で、調子に乗っていた自分は、力量、適性も考えず、勢いにまかせて2年前に転職し、ある外資系企業の課長職を得ました。

しかし、社風や仕事になじめず、うつを発病し退職に至りました。
心療内科の投薬の効果もあってか、約一年前に再就職を致しましたが、また違う外資系企業の管理職を選んでしまい、結果として仕事は行っているが、薬(安定剤・精神向上剤)を増やさなければ不安にかられ、部下からのつきあげに苦しみ、当然営業成績も最悪、社内、社外の自分に対する評価が気になって仕方がないという、悪い方のスパイラルにはまりました。

2年通っていた心療内科の医師の前では、とりつくろっていましたが、間違いなくうつ、再びうつ状態だったと思います。

★After セミナー受講後

土日は休みづらい職場ですが、真我療法セッションの後、真我療法士のお勧めもあり、思い切って再び会社を休み、すぐに次のセッションに参加しました。

そこでは、自分を苦しめていた執着心、価値観を捨てた時に、性癖の原因が手に取るように理解できました。
自分の性癖に他力本願というのが根深くあるのに気付き、他力本願を捨てないと何も変わらないと思いました。薬はまさに他力本願なので、すぐにやめました。薬をやめて、悪くなるわけではないし、今は「何だったんだろう?」という感じです。

そして、もう一つ気づいた点として、私の中に他人からよく思われたい、かっこよく思われたいということに価値観をおき、結果自分を見繕い、本当の自分を完全に閉じ込めていました。
まさに、過去の自分を一番に表現したものが、仕事の選び方でした。

「真我療法セッション」で仕事を最後に捨てた瞬間に、仕事こそ世間体に執着する自分の苦しみそのものであり、また、仕事を選ぶより会社名、役職名で仕事を選んでいたことに気づきました。

 私の他力本願と執着心は母から受け継いでいました。
母はというと、神社、お寺にお参りに行くことが救いと考えるタイプで、さらに、以前から心配ごとがあると占い師のところに通ったりしてくれ、おかげでいつのまにか私の家にも厄除けの札がはってあったりしました。今はもうないのですが!

そして、幼少の頃からの私に対する「こうなって欲しい」「こうでなければいけない」という母の強い思いの影響を受けた結果、多少背伸びをしてでも会社名と役職を求めたのだと思います。仕事がうまくいかないのも当然の結果でした。

しかし、「真我療法セッション」受講中に最初に勤めた会社の倒産や、その後世間的には転職に成功したものの、うつを引きずる苦しみの意味が、手に取るように理解できました。

決定的な気づきは、自分の子供への連鎖を止めなさい!ここで変えてしまいなさい!と言っていると思いました。自分と母の繋がりは強い。母を助けたい、母にも変わって欲しいと思いました。

 毎日、真我療法奇跡のCDを聞いていますが、学長のお言葉の中で「何があっても真我が一番!」というフレーズが頭にこびりついていました。

「真我療法セッション」後の1週間は、仕事を置いて母の所へ通いました。導かれたというのか、勝手に動いていた感じです。

色々な過去の出来事に対する気づき、生かされている実感、感謝、そして自分の子供への影響と全て母に伝えました。

それでも母は何故自分が受講しなければならないのか、分からないと言いました。
結局、真我療法説明会に誘い、一緒に参加しました。

そこで、講師の、オセロを例に、黒の連鎖を断ち切りましょうという話が、分かりやすかったようです。自分の話と講師の話がかみ合い、受講の決断をしてくれました。
実は、弟が1年位前に受講しており、弟も母を真我療法説明会に2度連れて行ったようでした。1年がかりです。

 私は自分を解放する喜びを体感しましたので、母にも「真我療法セッション」の開放感を早く味わって欲しいと思います。母も自分も今までどれだけ鎧を纏ってきたか!母の鎧は相当重いので、そこから開放された母がどれほど変化するのか今からとてもわくわくしています。

 自分の変化としては、例えば以前であれば妻に対して「お金を貸してくれ」なんて、かっこ悪いし、反応が気になって、とても言えなかったのですが、今は平気ですし、本当にお互い自然体になってきています。

 職場では、部下と距離感があって、殆ど口を利いてくれない雰囲気でしたが、少しずつ会話が増えてきました。

 先日、上司に電話で怒られても、なんともなかったです。「あっ、怒ってくれている。怒ってくれている。」と思った自分がいました。ヘラヘラしていると思われたのか、余計に怒られてしまいました。(笑)

 自分の中には、まだまだ色々あると思います。これからです。
これからも、真我を追求していく中で、自然に答えが出てくると思います。

 最後に、受講のきっかけを作ってくれた弟を初め驚く程の縁の数々、本当に世界は一つですね。感謝、感謝です。 
母も「真我療法セッション」受講後、驚きの変化です!つきものが落ちた感じです。