No.523 43年間に渡る茶道の執着、それを手放し、自然と楽になった! 

(1) 真我瞑想での気付き

投稿日 : 2014年6月25日 

【心の問題解決!】体験談

43年間に渡る茶道の執着、それを手放し、自然と楽になった!

 43年間、がむしゃらにやり続けた茶道を今はやめているのです。

 がむしゃらに家で夜中にお釜をかけてやるお茶をやらなくてよくなっているのです。

 無念無想、無の世界に入っていく。

 それと瞑想がまったく一緒だった。そのために私は今までお茶にがむしゃらにしがみついていたのかな。

 お茶は10代からやっていました。

 何かに追われているというか、心が落ち着かなかったのだと思います。

 父の具合が悪かったり、いろいろと考えてしまう状況の中で、お茶に逃げていたのかもしれません。

 お茶をやっているときだけが何も考えなくていい無念無想になれたのです。

 『お茶きちがいのHさんがお茶をやめているなんて何故?』と言われます。

 でも今、すごく心が穏やかなのです。お茶に没頭していたときと同じ様な感じなのです。

 私の恩師もおっしゃっていましたが、無の世界に入る『色即是空 空即是色』、その言葉の通りかなと感じています。私も学生時代から鎌倉で座禅を組んだりもしましたが、そのときは『ねばならない』でやっていたのかもしれません。

 真我は自然にやっています。

 今、すごい楽です。突き詰めていくと、お茶の精神と真我瞑想は非常に似ています。

 私からお茶を取ったら何が残る、というくらいお茶しか知らない人間でしたから、今でも「いつからまた始めるんですか?」とお弟子さんたちは言ってくださいます。

 だけど、今度はお茶は教えるのではなくて楽しみながらやろうかと思っています。
 好きなときにお道具を出してやったらいいのかなと思っています